日本百名山のれんのお告げ に従い皇海山（すかいさん）に行ってきました。
日本百名山ということもありますが、皇海山の名前には惹かれるものがあります。
山の名前に「海」と「空（スカイ）」が使われているセンスが素晴らしいです。
皇海山へは栃木県足尾から庚申山を経由するコースがありますが、
もっとも短時間で登れる群馬県皇海橋からの不動沢コースを歩きました。
皇海山の山頂を含め、コース全体的に展望は期待できませんが、ササの生い茂る物静かな原生林の中を歩くのはとても気持ちの良いものです。
また、鋸山は、名前どおりに険しく登り甲斐があり、皇海山と合わせて登っておきたい山です。
ほんの少し秋色に染まりつつある皇海山でした。
■駐車場
皇海橋の駐車場を利用。
皇海橋には、トイレも設置されている。
トイレの入り口に登山届あり。
皇海橋の駐車場へは、2つのルートがある。
(1)沼田市利根町追貝から東へ
(2)沼田市根利から北へ
利用者が多いのは(1)、比較的走りやすいのは(2)とのことである。
私は、カーナビが案内する(1)のルート（栗原川林道）で登山口まで車を走らせた。
時速20kmで走らせても林道入口から約1時間もかかる。
鋭利な石が転がっているので、慎重に運転しなければならない。
↓皇海橋の駐車場
橋の手前と奥にそれぞれ駐車スペースあり。
（朝8時半で30台弱が駐車、あと数台は駐車可）
■コースマップ
皇海橋→（不動沢コース）→皇海山→鋸山→皇海橋
■コース記録
8:31皇海橋駐車場出発
不動沢に沿って皇海山を目指す。↓何回か渡渉を繰り返す
↓ササが茂るゆるやかな登山道を登っていく
↓沢沿いに登っていく
9:53広い二俣
（大きな石が散乱する場所に皇海山への道標が立つ）
道標に従い、右の沢を登っていく。
次第に勾配が急になる。
↓わずかに水が流れる湿った沢道
不動沢のコルまで、急な坂を息を切らしながら登っていく。
10:33不動沢のコル
見晴らしの良い「不動沢のコル」からは、鋸山が眼前に迫る。
鋸山を眺めながら休憩をとった後、左のルートより皇海山を目指す。
11:42皇海山 山頂 2144ｍ
木々に囲まれて展望はない。
（昼食）
12:40皇海山
13:29不動沢のコルから鋸山を目指す
↓のこぎりの歯のように鋭い山容の鋸山
↓山頂直下の急登。
14:34鋸山 山頂 1998ｍ
山頂を示す標識は見当たらなかった。
（数ｍ先の分岐ポイントに小さな字で鋸山と記されていた）
ガスに包まれていたので、展望は得られなかった。
山頂は少しだけ秋色に染まっていた。
14:40鋸山
15:32不動沢のコル
16:01広い二俣
17:30皇海橋駐車場
■歩行時間
（標準時間より歩くの遅いです）
皇海橋→皇海山 3時間10分
皇海山→鋸山 1時間55分
鋸山→皇海橋 2時間50分