1994 アメリカ
監督 : ウディ・アレン
出演 : ジョン・キューザック ダイアン・ウィースト ジェニファー・ティリー
配給 : アスミック
20年代のブロードウェイ。ギャングの親分に自分の情婦を舞台に出せと脅されたり、主演女優のワガママに振り回されたりしながらも、上演を目指す新人作家の激動の日々を、ウディ・アレン監督が笑いたっぷりにつづっていく。
「アーティスト」という言葉は、偉大にみえて意外と薄っぺらい。
人は、それを守り抜くために神経をすり減らし、悩み、戸惑う。
「おれの作品」と、何度も何度も繰り返す。
「芸術」という言葉に支配されていく人たち。
それを守り抜くためにはどんなに残酷なことにも手を染め、自滅していく。
「芸術」って?
今ここで私が1分で最高にお気に入りの絵をかき上げ、誰一人見せることなく引き出しにしまっても、これは私にとっての立派な「芸術」。
「芸術」にお金や名声がなだれこむと、何かが狂っていく。画家のバスキアみたく。
「僕はアーティストじゃない!
そして僕は君を愛している!」
そう叫び、最高の笑顔とともにブロードウェィから抜け出そうとする主人公の姿にわくわくした。
華やかさにひそむ闇世界。









