続きです
元ネタはこちら
今回の内容はちょっと薄味かも
姿勢-行動要因
- 人が自分の体をどれだけ「正しく」使用しているか徒手療法や理学療法で評価の対象になることが多いです。仕事やスポーツ活動での長時間の姿勢ストレスが腰痛の原因であると考えられていますが……
- 最近のシステマティック レビューの結果は、これらの広く信じられている信念に異議を唱えています。 これらの研究は、仕事関連の姿勢と腰痛との間に関連性がないことを示しています。
- 長時間の立ち、屈み、ねじり、ぎこちない姿勢 (ひざまずくまたはしゃがむ) などの姿勢、職場での長時間の座り、および余暇時間の長時間の座りは腰痛と関連性がありません (Hartvigsen et al., 2000, syst. rev.; Bakker et al., 2009 , syst. rev.; Chen et al., 2009, syst. rev.; Roffey et al., 2010, syst. rev.; Wai et al., 2010, syst. rev.)。
- スポーツやエクササイズ、座位、長時間の立位/歩行などの余暇活動も、腰痛と関連していないません(Bakker et al., 2009, syst. rev.)。
- 重いものを持ち上げることは腰痛と強く関連していますが、その影響は控えめであると考えられています (Waddell & Burton、2001、レビュー)。
体を「正しく」使うと痛みがなくなるのか
というお題
システマティックレビューというのは、エビデンス(根拠)のレベルの高い研究と言われています
二次研究というやつで、たくさんあるデータを集めて、更に精度を上げるってやつですね
2000年、2009年、2010年の複数のシステマティック・レビューで仕事の姿勢と腰痛に関連性がないことが分かっています
長時間立つ、屈む、ねじる、ぎこちない姿勢 (ひざまずくまたはしゃがむ) などの姿勢
職場のデスクワーク、休暇中長時間座りっぱなし
もう一つは、休みの日は運動してもずっと座ってても腰痛と関連がないというデータ
で、最後は重いものを持ち上げることは、腰痛に関連あり、というもの。
ただし!その影響は控えめだそうです
ここまでいくと
じゃあなんで腰痛になるんだ!って話になってきそうですね
論文の続きでそのへんの回答もあります
こういうの読んでて個人的に思うのは
それなりの疲労であれば
栄養や休息、ストレスを貯めないとか
そういう対策が出来ていればそこまで問題にならないんじゃないのかな~と思います
ていうかそうじゃないとスポーツすればするほど弱くなりますよね
問題はオーバーワークとかそういうことなんじゃないかな~
ここでいう「長時間」ってどの程度なんでしょう?
昔立ち仕事してた時は1時間休憩で10時間立ちっぱなしとかしてたけど…
まぁあの頃は足痛かったかな?ストレスも半端なかったし休めてなかったなぁ…
そういや当時のエリア長が行軍骨折なってて笑えませんでしたね~→行軍骨折
更に上の人がそれに対して「軟弱な」とか言って笑ってて
そのエリア長も笑うしかない、みたいな空気感
まぁブラックでしたね
日本人のブラック労働環境と比較するとおかしいかもしれません(^_^;)
ほんとにその人の骨が弱かった可能性もあります
多分この論文で言う「長時間」はそこまで何十時間も歩き続ける過酷な労働環境ではないんだと思います(-_-;)たぶん
重いものを持つことが腰痛には強く関連してるけどその影響は控えめ
ってことは
結局無理をしなければちょっとした筋トレみたいなもんで
その後適切に休息とって栄養取れれば回復して強くなれるはず、、、だと思います
そういうので腰痛になる人は休まずに筋トレしているか、もしくは別の要因があるんでしょうね