略語:postural-structural-biomechanical(姿勢―構造―生体力学)
略してPSB
■■腰痛発症はPSB因子と関係していますか?
PSB要素と腰痛の関係を調べる臨床研究により、
過去20年間でPSBモデルは揺らいでいます。
PSB要素と腰痛の関係を調べる臨床研究により、
過去20年間でPSBモデルは揺らいでいます。
前向き研究は、PSB要素と腰痛の因果関係を調べるのに特に有用です。
これらの研究では、初期段階で無症状の個人のPSB要素を評価し、
数年にわたって腰痛の発作を記録しています。
あまり理想的ではない他の研究では、
腰痛のある被験者と無症状のグループを比較しています。
しかし、これらの研究は、状態による変化について教えてくれるものの、
その原因を示すことはできません。
つまり、腰痛という結果の、絶対的な原因にはなりません。
この区別は臨床的に重要であり、
しばしばPSB評価は患者が既に痛みを感じている時に行われます。
つまり、医療現場では基本的に、
個人の身体が痛みの状態に適応した後で、検査が行われています。
我々臨床屋がドキッとするところです
私達は健康な状態の患者さんの状態を知らないことがほとんどです
一部の常連さん以外は基本的に症状(特に痛み)が現れるから
鍼灸治療やカイロプラクティックしてくれ!となるのです
正直に白状すると
はり灸ガルボでも施術のBeforeAfterとしてわかりやすいので
前屈や後屈してもらったり
角度を測ったりすることが多いです
けどそれらの動きの角度は
健康なときも同じかもしれない、という話です