腰痛ガイドラインについて ★腰痛患者必見★ | はり灸ガルボのアメブロ

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加古川市 鍼灸院 トリガーポイント アクティベータ・カイロプラクティック

 

ツイッターとかではニュース見ながら文句を呟いたり

こういうのもちょくちょく載せてのですが

ブログではあまり触れていなかったので置いときます
何度か書いたっけ…?忘れました(笑)

同じ内容だな~とか知ってるって人はスルーしてくれて大丈夫です(笑)

 

 

 

 

腰痛診療ガイドラインについて

 

 

結論から書きます

 

 

このガイドラインは「はり治療」のデータが間違っている

つまり、ウソが書かれています

腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)

 

お医者さんや医療関係者が読んで

これを元に治療しましょう、という本来基準になるテキストですが

鍼灸に関するデータが間違えているので

鍼灸師としてこの腰痛診療ガイドライン2019は信用できません…(^_^;)

一応ざっと目は通したけどね…

 

 

データのプラスとマイナスが逆だったり

(白いものを黒いと言ってる)

はり治療のデータだ!とされているデータが

一般的な「刺すはり治療」のデータが一つだけで

指圧とか他のデータばかりだったり

信頼性に乏しい…まぁ正直ヒドイ(´;ω;`)ウッ…

 

 

 

 

本来ガイドラインとはエビデンスレベルの高いもののはずです

 

 

 

 

エビデンス、最近よく聞く横文字だと思います

英語でevidence、根拠って意味らしいです

 

 

画像こちらから拝借→wikipedhiaの診療ガイドラインの記事より


 

 

 

医学系の話だと論文とか研究でデータ的な裏付けがされてるのか、って意味で

「この治療法は(科学的)エビデンスはあるのか?」って感じで使われることが多いです

 

 

医療には個人差があるので

臨床上エビデンス通りにいかないことも多く

医療はサイエンスとアート、とか言う人もいます

 

 

↑こちらの画像見るとわかりやすいですが

ガイドラインはピラミッドの一番上にあります

つまり一番説得力があって

書かれている治療をすればまず間違いない、という基準になるもののはずです

 

 

しかし実は国や発行機関によって若干内容が違います

その国の情勢や時代背景の影響です

 

 

たとえばアメリカでは痛み止めの乱用が社会問題化しており

なるべく薬を使わない方が良いのではないか、という考えがあり

腰痛において鍼灸などの統合医療(昔は代替医療と呼んでいました)が優遇されたガイドラインになっています

イギリスは逆に統合医療はあまりおすすめしないような書き方のようです

 

 

そういった細かい内容の違いはあれど

基本的には科学的データに則った内容のはずですが…

 

 

日本の腰痛ガイドライン2019は残念ながらそうではありません

データの取り違えにより

はり治療において科学的とは言い難い内容です

 

 

もし「最新の腰痛診療ガイドラインにより鍼灸はおすすめできない」という人がいれば

残念ながらその人が間違っています

ガイドラインが出てからすぐに間違いが指摘されているので

その方は鍼灸に興味がない人だということが分かります

 

 

鍼灸に興味がない人の施術を受けていて

腰痛が治りません!という方は是非一度ご相談を

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

参考

 

腰痛診療ガイドライン2019の鍼治療に関する誤情報の指摘と修正

 

 

より詳しくはこちら↓

解説(査読付)腰痛診療ガイドライン2019の鍼治療に関する誤情報