おはようございまーす!
さこぴです
私には2人の子供がいるので
「お母さん」
でもあるわけなのですが
私はこのお母さんというものに対して
お母さんになれば、お母さんになれると思い込んでいて
子供を産めば「お母さん」になれる
子供を産むことで、私は変われるんだ
と思っていました
(もちろん無自覚です)
子供が生まれたから変わったんだ
って話す人の話、聞いたことないですか?
今まで全然子供が可愛いと思えなかったけれど、
子供が生まれたら変わった
とか
今までは自分のことしか考えられなかったし
生活リズムもダラダラだったのに
子供が生まれてからは、すぐ家に帰るし早く寝るし・・・
みたいな話
私はその言葉をそのまんまに受け止めていて
そっか!
子供を産むと、私は変われるんだ
と、見当違いなことに希望を見出してしまって
自分にめちゃくちゃ大きな期待をかけていました
「お母さん」って立場になったからって
一気にお母さんになれるわけでもないし
人格が変わるわけでもないし
できないことができるようになるわけでもないのに
私はものすごく
「お母さん」というものに
自分の人生を賭けてしまっていたのでした
10年も「お母さん」をしてきて
どっぷりと呪いに浸かっているのだけど
呪いを解く手がかりとして
・自分から湧き上がる「やだなー」
と
・独身時代に寮で過ごしていた自分の姿
と
・自分の母親に対して抱いていた「やだなー」
の3つに注目して
呪い解きを進めています
自分から湧き上がるやだなーは
↑こういうやつ
なんかこうモヤモヤと嫌なんだよなあ〜
って思うやつ
そういうのをやめることで、呪いの解除をしてる
独身時代の自分の姿というのは、
「お母さん」という役割のない自分の姿でもある
寮の部屋は6畳ほどのワンルームで、
私は掃除も片付けも苦手で
ものをあちこちに置きっぱなし
洗濯は干しっぱなし
ゴミも(生ゴミとかじゃないよ)あちこちに落ちていて
生活リズムについても、
3交替勤務であったことも関係するけど
とにかくぐっちゃぐちゃで
寮には寝るためだけに帰ってきていた
好きな時間に出かけて、好きな時間に帰ってきてたかな
あの頃の自分と、お母さんになってからの自分は
かなり違う
子供と生活する中で、
私がやる必要があってやることものもあるけど
ぐうたらな自分を封じないと、とか
お母さんなんだから、そんな私じゃダメ
と思ってやってることも結構ある
過去の自分を隠して
私お母さんだから!ってやってることが多い
これに関しては、
私って本当はこういう部分あるよなー
本当は苦手なんだよなー、できないんだよなー
というのを認めて、
それをダメだと思ってやるんじゃなくて
結構今、頑張ってやってるんじゃないの?
今までも無理してやってたんじゃないの?
と見るようにした
リビングに落ちてるゴミを拾うとか
毎日洗濯するとか
食器片付けるとか
布団を片付けるとか
買ってきたものを片付けるとか
そういうことを「お母さんだから」
って一生懸命毎日やらなきゃいけないと思ってやってたから
そりゃあ私の顔は険しくなるわ
そういうのは、
やだなーが沸き起こったら
ちょびちょびサボり出してる
自分の母親に対してのやだなーは
ほぼ全てにおいてなんじゃないの!
ってくらい、
母を連想させるものには
感情的に反発しまくっていて
母みたいにならないようにということよりも
母自身が個人的に嫌っていて
私に対してダメダメダメダメ言ってて
私が律儀に守っていたものをやめていくという感じ
リビングのフローリングを素足で歩くとか
リビングの床に長座布団敷いて寝るとか
いつも同じ服着てるとか
夜はキッチンの流しを必ずキレイにするとか
そういういろーーーーんなことを
私は「お母さんだから」で背負ってきていた
お母さんになったんだから、やらなきゃいけない
って呪いをかけてたんだなあというのを
最近しみじみ痛感する
私は、ダメな自分を変えたくて
お母さんになろうとしてしまったわけなんだけど
できるわけがなかった
そもそも、
お母さんって、ダメな自分を変えるためになるものではないもんね
お母さんって、
どんな自分でもいいって思えていて
自分らしく生きて笑ってていいんだって
お母さん役割に自分を見出してきてしまった私にとっては
今までしがみついていたお母さん役割を手放すのは
結構怖い
だって、
自分を変えたくて一生懸命やってきたことだったから
でも・・・
一生懸命やって笑えないんだったら
それって意味がない
思うようにできなくても
自分を変えたり隠したりしようとしない方が
笑っていられることも少しずつ気がついてきた
今、私も子供も夫も
だいぶそれぞれが好きなように生活していて
めっちゃくちゃな毎日になってきて
正直これでいいものかと思うことはあるんだけど
自分を変えようとしないこと
笑える時間を増やすこと
そのために私が大事にしていた
くだらない「お母さん」への期待を捨てること
お母さんになったからこそ
先にいっぱい笑わないと!
こっちをこれからも続けていきたい最近の私です