原さんと出会って2年。
「出会って1年」の投稿を改めて読み返していたらいろんなことを思い出して、懐かしくなりました。そして、今日で出会って2年。この2年のあいだに、いろんなことがあったけれど、原さんはわたしにとって、信頼し、尊敬し、大好きで大切で、いつかこうなりたいという目標であることは、ずっと変わらずにきました。親友と呼べる人と出会える確率は24億分の1だと、聞いたことがあります。原さんとわたしの関係は、たぶん親友というのとはちょっと違うけれど嬉しいことも悲しいことも共有したくて、一緒に笑ったり泣いたりできる、そんな、すごく大切な人と出会えたことは、本当に幸せなことだなと思います。*・*・*去年の7月3日に、出会って1年の記事を書いてから、本当にいろんなことがありました。その中でも印象に残っていることをいくつか書きたいと思います。2018年都議会第3回定例会で、「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例(いわゆる人権条例)」の質疑が行われました。わたしは今でもこの時の質疑は大事に思っていて、時々読み返すしこの質疑に立ったのが原さんで本当に良かったと思っています。(条例の質疑は総務委員会で行われた)概要が出た第2回定例会から原さんと条例についていろんな話をしました。一部の人のための条例じゃなくて、すべての人に関わる条例だよね、ということを共有できたこと、SOGIの考えに立って質問をしてくださったこと、自民党の差別発言を見過ごさずにいてくださったこと、わたしは、この条例の質疑を通して改めて原さんのことを尊敬したし本当に信頼できる人だと思いました。*・*・*2019年4月28日、東京レインボープライドに、一緒に行くことができました。(池川さんも一緒に)それは、わたしにとって夢みたいで本当にうれしくて、しあわせな日でした。きっと、この先もずっと、この日のことは忘れないと思います。セクシュアリティについて、わたしが自分を、今のままでいいんだと肯定できるようになったのは、間違いなく、原さんといろんなことを話してきたからです。一緒に悩んだり、考えたりして積み重ねてきたものがあって、だから、前向きに受け止められるようになったのだと思います。だから、レインボープライドに一緒に行けて本当にうれしかった。*・*・*原さんと出会って“思っていることはちゃんと相手に伝える”ということの大切さを実感しました。もしかしたらこれは当たり前のことかもしれないけどわたしは、ずっと伝えることがこわくて、相手に言うのではなくて、鍵をかけたSNSなどに書いていました。でも、それは違うんだと、意見が違っても、それを伝えても、壊れたりなんてしない関係もあるんだと知りました。それでもいまも、うまく言えなくてよくない態度をとってしまうこともあってまだまだダメだなあと思うけれどでも、原さんは、わたしにとって安心して自分の思いを伝えられる人、です。*・*・*原さんと出会って政治を変えるのは市民1人ひとり、ということが確信になりました。それまでのわたしは市民運動は大事だと思っていたけれどそこまでしっかりとした実感はなかったしリスペクトの気持ちも、もしかしたらそんなに持てていなかったかもしれません。でも、原さんと一緒にいろんなところに行ってそこでたくさんの運動と出会って原さんがよく言っている「市民のみなさんはすごい」ということがどういうことか、知ることができました。そして、いつも運動を大切に、リスペクトの気持ちを持って関わっている原さんがわたしはとても好きです。*・*・*最後に、原さんと出会ってから、たくさん、本当にたくさん写真を撮らせて頂いているのですがこの2年、ずっと大切にしてきた撮影があります。それは、毎週土曜日の定例宣伝。宣伝をやっているといろんな反応があります。手をふってくださる人、ニュースを受け取って会釈をしてくださる人、そして、話しかけてくださる人。わたしはそれを、いつも少し離れたところから撮っているけれど、とても嬉しくてそして定例宣伝って大切だなと思っています。原さんは市議時代からずっとこの宣伝を続けてきているそうで、そうやって積み重ねてきたものがあるからこそなんだろうなあと、声をかけてくださった方と話をしている姿を見ながらいつも思います。この写真は、2018年の1月に撮ったものですが原さんからあとで「いつも応援の会釈をして下さる方なのですが、この日初めて声を聞いたんです!これから病院にいくこと、病気になってつらかったことを話してくれ、北村さんに、若いから知らないと思うけど、戦争だけは絶対ダメよね、と」話してくださったのだということを聞きました。わたしは、写真を撮る側だけどでもこういう出会いがある定例宣伝が本当に大切でだから、いちばん大事な撮影です。*・*・*原さんと出会って、わたしはいろんな部分で変わったと思います。考え方も、価値観も、たぶん生き方も。大きくは変わっていないかもしれないけれどきっとわたしはずっと同じところにいるわけじゃなくて、少しずつでも前進していてそんな風に、少しずつでいいんだって思えるようになったのも原さんのおかげで本当に、出会えてよかったと思います。24億分の1かもしれないし、そうじゃないかもしれないけど、でも、この出会いは本当に大切で、一緒に過ごせる時間を大切にしたい、と改めて思います。