※ピアノ話についてのおさらい
20年という長い空白期間を経て、2018年1月からピアノレッスンに再び通っています。
(登場人物)
モネ先生=私の現ピアノの先生
予定外に開催されたピアノ発表会により、ドMあもるのシューマン・ピアノソナタ第2番全4楽章チャレンジを中断していたが、発表会が終了したため再び全楽章チャレンジ地獄に足を踏み入れております。
そんなこんなな話はまた後日するとしまして。
発表会では「選曲を死ぬほど迷ってモネ先生に迷惑をかける」という恒例行事を経て、今回はジャカジャカの派手さを捨ててラフマニノフの「ヴォカリーズ」というしっとり歌い上げる曲を選択し、そして地獄を見た笑
↓選曲に迷うお話はこちら
↓地獄の場違い発表会の話はこちら
思い返せば前々回のピアノ発表会でもラフマニノフの前奏曲2曲(Op.23-4、Op.23-8)を弾いていて、この時が人生初のラフマニノフだったのだが、聞くだけでも好きだったラフマニノフを実際自分が演奏し、ますますラフマニノフの魅力に取り憑かれた。
そして先日。
たまたまYouTubeを見ていたら、オススメされた曲があったのでなんとな〜くクリックしてみたら、その曲にハートを撃ち抜かれた。
プロコフィエフとやらの(笑)ピアノソナタ第2番。
キュンキュ〜ン。素敵すぎる〜。
あ!ちょうど汗かき夫が帰ってきた。
汗「ただいま〜」
私「おかえり。ちょっとちょっとこれ聞いてみて〜。」
手洗いうがいもそこそこに、テレビの前に正座させて聞かせてみますれば・・・笑
汗「いい曲だね。4番目(=第4楽章 ※動画14分15秒〜)はあもさんがいかにも弾きそうって感じで、演奏している絵が浮かぶ。」
クラシックど素人のくせに、プロコフィエフとやらの魅力がわかるとはなかなかわかっとる。
私「いつか弾きたいと思ってるんだ〜」
汗「え〜難しいんじゃないの・・?ジャズっぽいというかリズムが超絶難しそう・・」
私「でもでも、一般的な難易度表を見ると(難易度なんて個人差あってアテにならないが)、今やってるシューマンと同じ難易度レベルなんだよ〜」
汗「本当に〜?」
私「本当だよ〜。そりゃ私もこっちの方が難しそうって思うけど><」
プロコフィエフと言ったらあーた、近現代20世紀を代表する大作曲家である。
よってどんな楽譜になっているのか想像もつかないわ・・・
とにかく楽譜が見たい!!!
私(あ。想像を絶するようなとんでもない音符の並び(どんなだ笑)、というわけではないや。ホッ。)
いつか弾けたらいいな〜。
というわけで「10年で弾きたい10の曲」のリストに入れておこう〜っと。
それにしても私はロシアの作曲家もすごく好きなんだな〜とつくづく思う。
ロシアの作曲家だけじゃなくて、文学も好き。特にお気に入りはトルストイです!
このほかにも名作揃いである。
でも、このご時世なかなかそういうことも大きな声で言いづらい感じになっている。らしい。
ま、私は好きだから好きって言うんだけどさ。
発表会が目前に迫っていた頃(ヴォカリーズを必死のパッチで練習していた頃)、偶然開いた動画(ピアニストの方のチャンネル)で驚くような話を聞いた。
ある子があるコンクールでラフマニノフを弾いたところ、その子が弾く前に審査員がその子に聞こえるように
「このご時世でラフマニノフを弾くなんて相当なお馬鹿さんね」
みたいなことを言った・・
とかなんとか。
いやいやいやいや、ちょっと私、発表会でラフマニノフ弾くんですけど!?
会場で石とか投げられたりして〜笑
と震えながら(うそ)動画を見ていたのだが、これが本当なら色々と間違っている。
でも本当は、きっとその子が優秀すぎて、その嫌味な審査員が自分の門下生の優勝(優勝っていうの笑?)がアヤウイ!とかなんかで妨害しようとしたんじゃないの?そうであってほしい。・・そうであってほしくもないが、そっちの方がまだ理解できる。ん〜できないけど笑
仮にも音楽を愛するはずの審査員が、そんなくだらないこと言ってこれから演奏する若い演奏家に不要なプレッシャーをかけるようなことしていいんでしょうかね(思うのは勝手だけど)。
しかもコンクールってだいぶ時間をかけて準備したりするもんなんでしょ?のだめもそんなこと言ってたし。
多くの時間をかけてその日のために準備をしてきたであろう演奏家に対してそんなこと言うとかピアノ界の風上にも置けないやつだわ。プンスコ。私の方がよっぽどピアノを愛してるぞ。超絶へたっぴだけど。
コンクールの審査員も色々なんだな〜
とコンクールシーズン真っ盛りの今、生まれてこのかたコンクールというものに一度も出たことのない私が色々と思うのでありました。
(ただコンクールには全く興味はないが、夢見るおばさん、ドレスは着てみたい笑)