ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン~「熱狂の日」音楽祭2012 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

平成24年5月3日(祝)、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン~「熱狂の日」音楽祭2012に行く。

$感傷的で、あまりに偏狭的な。

(公式HPより)
ロシアをテーマとするラ・フォル・ジュルネのタイトルを思いつきました。
題して「ロシアの祭典」を意味する「サクル・リュス」です!
このタイトルは、20世紀のあらゆる音楽に変革をもたらすことになった
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」にちなんでいます。
しかし、ラ・フォル・ジュルネに登場するのはストラヴィンスキーだけではありません・・・。
スクリャービン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなど、
ストラヴィンスキー以後に20世紀音楽に革命を起こした
一連のロシアの作曲家たちの作品もお届けします。
だからこそ「sacre (=聖別式/祭典)」は非常に強力な語だと思うのです。
なぜなら、ひとたびこの「sacre」という語を用いることによって、
ロシア音楽という一つの大きな音楽の潮流が、神聖さを帯びるからです。
なるほど、「春の祭典」、そしてロシアの作曲家たちの音楽は、常に宗教的な側面をもっています。


・・・だそうですが、
私が聴きに行ったのは~、何の変哲もないチャイコフスキー。←おチャイコさんになんと失敬な!

だってーーー!!!!
ストラヴィンスキーもショスタコーヴィチも、
私が聞きたいプログラムはぜ~んぶ完売だったんだもん!
この世に、そんなにクラシック好きがいるのかーーーー!!!!
毎回、毎回、驚きなのであります。


というわけで、
東京音楽大学オケによるチャイコフスキー交響曲第5番(通称チャイ5)を聴きに
わざわざ有楽町くんだりまで出かけてまいりました。
大雨の中・・・
しかもこの日、私は朝から体調不良甚だしく、
このコンサートが無料であれば、絶対に寝込んでいたであろう絶不調っぷり。

おチャイコめ~、おチャイコめ~
と、チャイコフスキーを逆恨み。

チケット代が~、チケット代が~、
と呪詛を唱えながら、ベッドから無理矢理這い出し、
今日はやめとく?と心配そうな(フリをする)夫とともに、出かけたのであった。


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大雨の中、体調不良の中、やってきました、有楽町。
有楽町で逢いましょう~♪

コンドーム夏目ちゃん同様、ビビアンタムでおしゃれしても(←「有吉マツコの怒り新党」より)
足元は長靴であります。

だいたい、ビビアンタムを愛用してたのは、私のほうが長いっつーの。
・・って今日はそんな話をしたいわけではない。


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雨でも大盛況。
大いに賑わっております。


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どっちが本物のベーグルだ?

開場時間まで、朝食代わりのベーグル食って過ごす。
体調絶不調でも、腹は減る。
ワイルドだろ~ぉ?


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ドストエフスキーと名付けられたホールへ参りま~す。


13:45~開演
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調op.64
演奏:東京音楽大学シンフォニーオーケストラ
指揮:パスカル・ロフェ

厳かなメロディーで始まる。
速っっっっっ!
速すぎる~~~~~。

パスカルさん、速いのがお好みですかな?

かたっっっっ!
固すぎる~~~~~。

東京音大オケ、ど緊張であります。
聞いてるこちらまで、緊張がうつる。

結局、最初から最後まで、速いままで終わってしまった・・・
いやらしいくらい、緩急が烈しいほうが、ラストが盛り上がるのに~。

せっかく体調不良をおして来たのに~。
ま、安いからいいんだけど。
イベントとして楽しめたからいいんだけど。


ささ、演奏も済んだし・・・。

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展示ホールでグッズを買い漁るで~!!


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「火の鳥」と名付けられた花。←ストラヴィンスキー「火の鳥」にちなんで。


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「春の祭典」と名付けられた花。←ストラヴィンスキー「春の祭典」にちなんで。


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展示ホールやあちこちで、このような演奏が楽しめる、無料で。

さてさて、ざっと一回りしたことだし、遅いお昼を食べましょう。

体調が絶不調だった私は、温かい体によいものを、と『ベトナム・アリス』へ。
ラフォルジュルネのチケット半券を見せると5%off、という特典があったからというのが、
ベトナム料理選択の理由95%(ベトナムに行きたいという希望分5%off)
であります。


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春巻き3点セット。
揚げ春巻き~
なま春巻き~
蒸し春巻き~
と、さつまあげ。

なぜに、さつまあげ


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生春巻き、あーん。


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待ってました!フォー!


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ベトナム珈琲。
底の練乳と混ぜて飲む。甘くておいしい。


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体調が悪くても、食べるもんは食べる。
完食!!
ワイルドだろぉ~♪


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帰宅後、戦利品をニマニマ眺める。
文具が多いのは、私が文具マニアだからであります!キリリッッ!

どうでもいいけど、誰だ、こんなにファイルを買ったのは!?

夫「仕事で使うんだよ~。」

ほんとに、こんな気持ち悪い(←コラッッ)ファイルを仕事で使うんだろうか(¬_¬)?


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左から・・・
モーツァルトキューピー、チャイコフスキーキューピー、ベートーヴェンキューピー。

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おチャイコさん・・・おまる持ってるみたいだね・・・?


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ちなみにこれは、2009年のラ・フォル・ジュルネの限定品。
チケット買った人かつ限定飲食店で飲食した人、だけにもらえたバッハキューピー。

意図して集めたわけではないが、
なんとなくメジャーな作曲家のキューピーが集まってきた。

来年はどんなイベントになるのだろう。
お楽しみは続く・・・。