昭和時代~乗り物編・その2~ | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの

そんなとおきにある昭和時代を写真とともに振り返り、
悲しくうたってみたい。


◇歩行器

感傷的で、あまりに偏狭的な。

「歩行器にのるとよく歩けるの S50.6.22」(by 母)


歩行器。
いつごろからか見なくなった、昭和の乗り物(?)。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

あたちの歩行器は、お隣のお姉ちゃまのお古なの。

歩行器の素材といい、微妙な青色といい、昭和臭ぷんぷん。


■wikiによると・・・
本来まだ歩行の不可能な乳幼児に歩行器を与えて歩かせることは、
2010年現在推奨されているとは言い難い。
歩行器を用いて訓練をしたからと言って早く歩ける様にはならず、
それどころか逆に自立歩行が遅くなる可能性や、
安全な転び方(パラシュート反射、尻餅)も学べずに大けがをする場合もあり、
苦労してのはいはい、伝い歩きなどという正常な成長過程を経ないことによる
悪影響も懸念され、アメリカでは販売が禁止されているものである。


■後輩きのこによると・・・
「私の赤ちゃん時代(あもちゃん12歳)に、歩行器はよくない、と言われ始めて。
 だから私は歩行器に乗ってませんよ」

まさに、昭和の遺物。

しかし、wikiには続きがあり・・・
だが、純粋に遊び道具としては有用であり、平坦かつ広く、特に転落の危険が無く、
また、床面だけでなく上方も含めて危険なものの無いスペースを確保し、
歩行器には安全性の高いものを選択し、
乳幼児に充分な休息を取らせることを心がけた上であれば、
保護者の厳密な管理下のもとで、使用しても良いとされる。


完全に悪者、というわけでもない模様。
実際まだ売られており、全面的に廃止されたわけではないらしい。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

パラリラ、パラリラ~。
ゆびをしゃぶりながら、たたみをぼうそうしゅるわよ。

どうでもいいけど、お母さん。
どうしてこんな前衛的な前髪にしたの!?
母の美的センスを激しく疑う。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

妹うーちゃんの歩行器は、おニュー。
多少、昭和臭さが薄まってる・・・か?


感傷的で、あまりに偏狭的な。

ごろ~ん☆

二人の赤子が歩行器で暴走してきたせいだろうか、
畳が派手にすり切れている。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

チビあも「フッフッフ。次回もおたのちみに★」

やっぱり前髪が斬新。