私の体の中の電池。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

この季節がやってきた・・・

毎年毎年この時期になると体調が悪くなり、
地を這うような日々を送っている。
というのに、
毎年毎年気づかない。

「はあ。体調悪い・・・」
「ふー。ねむねむ・・・会社行きたくない。」←あ、これはいつもだ。テヘ。
「だるい・・起きられない・・・」
「なんでだろ・・・いよいよ更年期なのかなあ。」
「寝不足だからかなあ、疲れてるのかなあ。」

そして、TVである事実が告げられる。

「関東が梅雨入りしました」

ああ。
私のこの絶不調ぶりは梅雨のせいだったんだ。
毎年のことなんだから、いい加減、学習しろよ、私。

「晴れの国岡山」で育ったわたくし、光合成ができないと死ぬんです。

「岡山県」※wikiより
地理的要因により、岡山県は災害の少ない土地柄となっている。
降水量1mm以上の日数が全国最小であるため、「晴れの国」と呼ばれる。


数日の曇天なら大丈夫なのだが、
こんな日が続くとみるみる体調が悪化する私の体。
光合成というか、太陽電池というか。

電池切れにより、今年も相変わらず地を這いずり回っております。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

一瞬の「晴れ間」も大切な充電時間。
森に散歩、という名の充電に出かける。

不揃いの苺パックが激安だったため、
オーブンを使わないババロアを作り、森で食べる。
節電節電。

私の体も太陽電池。
原発の代替電力として使えるだろうか。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

私「おいし。」

このババロアは母直伝レシピ。
懐かしい味。

学校から帰って来て、
このババロアが用意してあった日は嬉しくて嬉しくて。

ふわふわの生クリームの部分と
ぷるぷるのゼリーの部分と
ぷちぷちの苺の部分。
それぞれの食感と味を存分に楽しんだ。
ちょっとの量と胸いっぱいの幸せで、お腹がいっぱい。


感傷的で、あまりに偏狭的な。

うーむ。
光量が全然足りない。

私の体内太陽電池は梅雨シーズンは役立たずです。
申し訳ない。←?


お菓子作りや料理は、電池切れの私の唯一残った武器だ。
一心不乱に生クリームを泡立てたり、
一心不乱に野菜をみじん切りにしたり、
一心不乱に道具を振り回すと、一瞬、何もかもを忘れる事ができる。

そんな私。
もう一つの武器を手にする予定。
またその話は後日。