私の彼はイタリア人! (私のシンデレラ物語) -5ページ目

私の彼はイタリア人! (私のシンデレラ物語)

私の恋の物語。
恋に落ちるのに年齢は関係ない。
一生のうち、何度本気の恋をするんだろう。。。

クルーズ3日目。

 

 

午後になっていきなり

シーアが私に言った。

 

”あき。  昨日の制服の彼に電話しなよ。

 私達お金を持ってないんだから

 彼にワインバーでおごってもらおう。

 あきの事、気に入ってるみたいだったしさ。”

 

”嫌だよ。私がまるで彼に興味があるみたいじゃん。

 じゃあシーアがかけたらいいじゃん。”

 

”あきじゃないとダメに決まってるでしょ。

 彼はあきに興味があるんだから。”

 

 

 

そう言われて悪い気はしなかったけど

もらった内線番号にかけたら

男に飢えてるみたいで嫌だった。

 

 

”あき。彼、船で何してるんだろうね。”とシーアが聞くので

”ネームタグにはxxxのファーストオフィサーって書いてあったよ。”と

私が言うと、

 

”え~、それって凄いじゃない。彼、偉いんだよ。”

とシーアが驚いた。

 

 

私は、ふ~んそっか。偉いんだ。。。

と思ったが、彼の役職はさほど興味がなかった。

 

 

余りにもシーアがシツコク頼むので

仕方なしにニコに電話をする事になってしまった。

 

こう言うおごってもらう、って事になるとシーアはシツコイ。

実際、ガーナ人のシーアはモテモテで

アフリカ人の男性にモテる。

 

シーアが電話をかけたら、すぐに駆けつけてくれる男性は

ざっと10人いると思う。

 

 

 

 

分かった、わかった。

ワインの為に電話をするわよ、と思いながら

シーアと一緒に

エレベーターホールにある電話から彼の内線番号に電話してみた。

 

”チャオ”  と、私が言うと

 

”チャオ~、あき。  

 ごめんね。今、すごく忙しいから後でかけ直す。”

と、言われた。

 

 

すぐに私だって分かってくれた。

それは嬉しかったけど。。。

 

だから、かけるの嫌だって言ったのに。

忙しいかどうかなんて分からないから嫌なのよ。

それに、かけ直すって言ってたけど

私達のキャビン番号、やっぱりチェックしてたのかな。。。

 

そんな事を思いながら私達はキャビンに戻った。

 

 

すると直ぐに電話がなった。

 

”チャオ、あき。  さっきはごめんね。

 電話嬉しいよ。

 今夜、一緒にワインバーに行こうね。

 ディナーが終わる頃、夜の9時にワインバーで待ってるから。”

 

と、言われた。

 

その事をシーアに言うと

 

”やった---。今夜はタダ飲みだ~~~、”と彼女は呑気に喜んだ。

 

 

 

 

その時は、

まだ私達が今後どうなって行くのかなんて

考えてもみなかったのだから。