14種類の湯めぐりの旅~萩本陣~ | アモーレな日々~泥酔拳ママと愉快な仲間たち~

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周南(徳山)で21周年のラウンジスナック「アモーレミオ」&7周年を迎えたワインバー「ミオバール」を経営。
お客様への情報発信のため、お店の日常や時にプライベートなど呟いています。
併せて周南の魅力あるお店の数々を紹介していきたいと思っています。

前回の吉方位旅行の計画で温泉旅館をリサーチしている時に気になった宿がありました。

日曜日は広島に手相鑑定の予定でしたので、月曜日に予約を入れてみました。

(因みに現在、お店は日・月・祝日を定休日にしています)

 

ところが数日前、常連様から月曜日の団体予約の相談を承り、この月曜日は急遽営業することに決めました。

お客様には了解を得て私はお休みをいただいてこの旅行を決行することにし、この日はチーママとスタッフにお任せすることにしました。

 

行先は萩。

今回気になった温泉旅館は「萩本陣」

地下2000mからくみ上げる太古の湯は、ナトリウム・塩素・カルシウムのイオンをたっぷり含み熟成された温泉で、14種類の湯めぐりが出来る湯の丸がとてもとても気になりました。

 

萩本陣に行く前にちょっと寄り道。

ずっと夢だったろくろ体験をしてきました。

 

すっぴんなので画像を暗く縁取りしました

真剣そのものです

世界にたったひとつの湯呑みが出来ました

1か月後に届く焼き上がりが楽しみです

 

工房の表にあるショップで色々な作家さんの作品をしばし鑑賞し、気に入った普段使いのお茶碗を購入して宿に向かいました。

 

古い建物ではありますが館内の造りや雰囲気が立派です

ツインルームで広々でしたがベッドはひとつで十分です(笑)

 

少し休憩してから本日一番楽しみにしていた湯の丸に向かいます

矢印通りに行くと大きなフロアがあり、そこを通って湯の丸への扉を開けると

紅葉の湯、椿の湯へ向かうまでの素敵な通路

朝と夜でこのふたつの紅葉の湯、椿の湯が男湯女湯と入れ替わります

紅葉の湯に向かう途中の中庭

紅葉の湯入口に到着

 

残念ながら中の様子は写真撮影禁止でお知らせできませんが、それはもう、何時間でもいたくなるような湯めぐりを体験してきました。

内湯から始まり、立の間(水深が深く立ったまま入ります。ここからボーっと綺麗な庭の緑を眺めます)→水流の間土塀露天(露天風呂)→しとしとの間(サウナで温かい雨のような温泉水が降ってきます)→香の間(アロマを楽しめます。その日によって香りが違うようです)→源泉の壺(ぬるめの源泉。サウナで火照った体を冷ましてくれます)→そして内湯に戻ってきます。

紅葉の湯だけでもこれだけ楽しめるのですから、翌日の椿の湯がとても楽しみでなりません。

写真でお伝え出来ないのが残念です。

 

湯を楽しんだ後は夕食。

お品書き

 

前菜

 

魚素麺と生ビール

 

お造り

 

真ふく刺し

 

あんこう煮付け

 

見蘭牛ステーキと鰆鍋

お肉はステーキというよりは、厚みもなくタレも付いていて焼肉でした

 

真ふく白子茶碗蒸し

 

お肉と鍋がいい感じに火が通ってきたのでご飯をお願いすることにしました。

本日は生ビール2杯のみで終了。

山口県産コシヒカリと旬つみれ汁

焼肉でご飯も進みます

 

デザート ムースとケーキとぶどう

生クリームの上に添えてあるカボスの砂糖漬けが美味でした

 

程よい量で満足。

先日の湯ノ口温泉で食べた会席料理は豪華コース過ぎて、品数も量も多くて残してしまったから、自分には案外これくらいが良いのかも。

 

部屋に戻ってもう一度湯の丸に向かうつもりが、昨日より睡眠不足のせいかすぐに爆睡してしまいました。

目覚めたのが深夜11時。

おっと!ぎりぎりセーフ!

湯の丸は0時までと確認していたので、もう一度紅葉の湯に向かいます。

この時間はほとんど人もおらず、遠慮なく湯めぐりを楽しみました。

土塀露天(露天風呂)に入りながら夜空の月を見上げます。

2日の満月からは少し欠けてはいましたが、それはそれは綺麗なお月様でした。

周りに誰もいないので思わずお月様に手を合わせました。

こんな幸せな時を過ごすことが出来る旅。

今日の素敵な経験に、そしてこうやって「只今」生かされていることに感謝いたします。