自国開催の フィギュアスケート世界選手権。
WBC の侍ジャパンの勢いが追い風になったような 大快挙
祝1 ペア りくりゅう 初優勝&年間グランドスラム達成
祝2 男子シングル 宇野昌磨 優勝&日本男子初連覇
祝3 女子シングル 坂本花織 優勝&日本女子初連覇
祝4 シングル アベック優勝&アベック連覇
祝5 シングル 男女 シニア&ジュニア 完全制覇
祝6 アイスダンス かなだい FP パーソナルベスト&日本勢最高位
特大・祝 3冠!!!
まさか 日本人ペア選手が 世界選手権の頂点に立つことを拝める日が来るとは・・・

今シーズンの勢いからして、もしかして・・・と期待せずにはいられなかったけど、期待しすぎて あらら・・・ となってはイケナイと自戒していたのだけれど(今までの経験上)。
SPは歴代5位での自己ベスト(80.72)と!
今まで 男女のシングルやアイスダンスではお気に入りの選手、プログラムってあったけど、ペアってなぜかあまりピンと来なかった。
でも、りくりゅう組が ペア競技の 面白さ、ペア競技ならではの 素晴らしさを教えてくれた。
是非 彼らに続く ペア選手たちが登場して欲しい。!
男子シングル 2連覇 宇野昌磨

今シーズン 出場しなかった四大陸選手権を除いて、グランプリシリーズ、ファイナル、全日本選手権 そして ワールド と全部優勝。
もはや “ゴールドコレクター”

ただ、成績や順位よりも とにかく 宇野選手の演技が圧巻だった。
大ちゃん(高橋大輔)や結弦とも違う、そして 偉大過ぎる彼らにもないエスプリ。
フリーの音楽 『G線上のアリア』で恍惚とした面持ちで 頭上に挙げた両腕を開いていく場面とか、なんというか 上品な甘さのチョコレートムースみたいに甘美だった。
大会前 ジャンプの調子が良くないだとか 足首を痛めてしまった、とか心配な報道もあったけど、演技中 そんなことすっかり忘れちゃってたよ。

おつかれ
本人も自覚しているようだけど、シニア選手としてはベテランの域。
でも、まだまだ 宇野昌磨の進化は止まらない。
まだまだ 秘められている可能性も、きっとある。
そして、ステファン・ランビエール が必ずや 引き出してくれる気がする。
ランビールが言うように、コーチを超えて欲しい。

現役選手で唯一 4回転アクセルを武器にしている イリア・マリニン選手も ジャンプ構成は凄かった。
そして、高難度だらけのジャンプが いかに諸刃の剣かということも あらためて思い知らされた。
4A を “降りた” というニュースを見たとき、とうとう現れたか・・・ というか、現れて“しまった”か・・・と、少々 複雑な思いがした。
できれば、それはやはり 羽生結弦 であって欲しかったな、と。
でも、結弦のチャレンジがなかったら 今も こんな前人未踏の大技を見られることはできなかったはず。
試合での武器にするかどうかは別として、挑戦は大切。
でも、怪我から身体を守ることも 大切。
女子シングル2連覇 坂本花織

昨シーズンの FP もそうだったけど、こういう 女性の強さとしなやかさがテーマのプログラムを 彼女以上に演じきれる女子選手、古今東西 ちょっと思い浮かばない。
ダイナミック感、スケール感、しなやかさ、柔らかさ・・・
全てが調和していて魅力的だった。

日本女子シングル 6人目の世界女王にして、初の連覇。
すごいっ
来シーズン、紀平選手・樋口選手・鍵山選手たちが コンディションを戻してくれば もっともっとエキサイティングになりそう。
そして・・・
ペア、男女シングル選手がこれほどの快挙を達成してくれていても
この後 <世界フィギュア2023> と聞いて おそらく 私が思い浮かべるパフォーマンスといったら・・・

アイスダンス かなだい 「オペラ座の怪人」
選手名をコールされて リンクの中央に向かう時、村元選手が そっとファントム(大ちゃん)の頬に手を触れて・・・
もう、物語が始まっていた。
遠い昔(2006-07シーズン)、師のニコライ・モロゾフ振付のFPでは プログラムの最後、仮面を自ら 力強く引きはがした ファントム。
アイスダンスのプログラムのファントムは、冒頭で クリスティーヌ(哉中)に仮面を外されて 顔をそむけ、素顔を晒すことを苦しそうに恐れていた。
その瞬間、アイスリンクが 不気味で幻想的な地下世界 そして 豪奢で眩(まばゆ)いシャンデリアが輝く オペラハウス に一変してしまった。
これほどまでに ドラマチックな世界観を 鮮烈に表出させた アイスダンスのスペクタクル、今まで見たことない。
それこそ、呼吸するのも忘れて魅入ってしまっていた。
これほど アジアの選手たちが活躍していても、やはり どこか “西洋” “欧米” もとい “白人” の競技、というイメージが払しょくされない フィギュアスケート。
アイスダンスは特にその傾向が強いし、個人競技・採点競技である以上、ファンはもちろん ジャッジの好みも加減乗除されていることは否めないだろうけど、
選手の個性や持ち味を生かしたプログラムで、他に類を見ないパフォーマンスを楽しませてくれる。
かなだいが、彼らの魅力のみならず アイスダンスというカテゴリーの新たな可能性を引き出してくれた気がする。
来シーズンも・・・ 観たいなぁ・・・
