甘ずっぱい蜜の部屋 -9ページ目

甘ずっぱい蜜の部屋

観劇(主にバレエ)&美術鑑賞&旅行&グルメ…などなど身辺雑記

間もなく 端午の節句ですが・・・

 

今年の桃の節句イベント

 

氏家雛めぐり イベントの一つ、鐵竹堂 のお雛様を拝見。

 

現在はさくら市の文化財ですが、かつて 明治天皇が 明治25(1892)年の陸軍大演習に際に明治天皇 行幸の小休所となったお屋敷。

 

市に寄贈する前、最後の住人だった方が 母の遠縁だったこともあり 両親は昔から 時々訪問していたらしいです。

 

鐵竹堂 長屋門

 

長屋門

 

鐵竹堂 長屋門 正面

 

栃木県指定文化財 鐵竹堂

鐵竹堂 の紹介

 

鐵竹堂 平面図

 

鐵竹堂 長屋門

 

氏家 雛めぐり 2023

幟が目印

 

鐵竹堂 竹のオブジェ

竹のオブジェ

 

 

鐵竹堂 正面

入口

 

鐵竹堂

鐵竹堂

 

瀧澤喜平治の雅号「鐵竹」から名付けられたそう。

 

第20回 氏家 雛めぐり

つるし雛がお出迎え

 

きつねの嫁入り

きつねの嫁入り

 

古今雛 江戸時代

古今雛(江戸時代)

 

御殿雛

御殿雛

 

享保雛

享保雛

 

犬引き官女

犬引き官女

 

わんちゃんは、大奥で飼われていたといわれる 狆のようです。

 

雛掛け軸

 

ひな掛け軸

 

雛掛け軸

 

雛掛け軸

 

地方雛 昭和初期

地方雛(昭和初期)

 

吊るし雛、お手玉

吊るし雛、お手玉

 

鐵竹堂 お雛様

 

うさぎのお雛さま

うさぎのお雛様

 

兎年だけに。

 

小物

小物

 

帯、筥迫、帯

帯、筥迫(はこせこ)など

 

筥迫とは、現代のポーチ。

よく時代劇で 武家の奥方が懐に入れています。

 

吊るし雛

吊るし雛

 

吊るし雛とお雛様

吊るし雛とお雛様

 

欄干

欄干

 

被布の吊るし

被布の吊るし

 

床の間

床の間

 

庭園

庭園、明治天皇 お手植えの松(右側)

 

以前は 茶室があったそうですが、東日本大震災で損傷が激しく、取り壊してしまったそう。

 

 

瀧澤家

旧奥州街道と瀧澤家住宅

 

瀧澤喜平治

 

瀧澤喜平治

 

瀧澤喜平治像

 

敷地内に珍しい建物が ↓

 

蔵座敷

蔵座敷

 

洋風望楼(ぼうろう)が特徴的な家。

 

かつては、奥州街道沿いによく見られた建物らしいですが、現在はこの一軒しかないそうです。

 

蔵座敷 内部

蔵座敷内部

 

内部は廃墟のようです。

 

歴史的な建物で拝見する お雛様、なかなか風情があって 乙なものでした。

 

そして、お雛様たちの 細部まできめ細かで、手の込んだ意匠。

 

どの時代でも、女児の健康と幸せを願った親たちの思いは変わらないのだな、と・・・

 

近くの今宮神社に立ち寄ってみました。

 

今宮神社 鳥居

 

今宮神社

 

今宮神社

 

今宮神社 天満宮

 

今宮神社 お神輿

お神輿

 

もうすぐ端午の節句

 

大谷翔平 兜

エンジェルスの美しい若武者

 

坂本花織 兜

花織 姫侍

 

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー 桃の節句 2016

YouTubeばぶチャンネルみてね!(^◎^)ばぶー 桃の節句 2019


自国開催の フィギュアスケート世界選手権。

 

WBC の侍ジャパンの勢いが追い風になったような 大快挙!!

 

祝1 ペア りくりゅう 初優勝&年間グランドスラム達成

祝2 男子シングル 宇野昌磨 優勝&日本男子初連覇

祝3 女子シングル 坂本花織 優勝&日本女子初連覇

祝4 シングル アベック優勝&アベック連覇

祝5 シングル 男女 シニア&ジュニア 完全制覇

祝6 アイスダンス かなだい FP パーソナルベスト&日本勢最高位

特大・祝 3冠!!!

 

まさか 日本人ペア選手が 世界選手権の頂点に立つことを拝める日が来るとは・・・

 

世界フィギュア2023 ペア 優勝

 

今シーズンの勢いからして、もしかして・・・と期待せずにはいられなかったけど、期待しすぎて あらら・・・ となってはイケナイと自戒していたのだけれど(今までの経験上)。

 

SPは歴代5位での自己ベスト(80.72)と!

 

今まで 男女のシングルやアイスダンスではお気に入りの選手、プログラムってあったけど、ペアってなぜかあまりピンと来なかった。

 

でも、りくりゅう組が ペア競技の 面白さ、ペア競技ならではの 素晴らしさを教えてくれた。

 

是非 彼らに続く ペア選手たちが登場して欲しい。!

 

男子シングル 2連覇 宇野昌磨

 

世界フィギュア2023 男子シングル メダルセレモニー

 

今シーズン 出場しなかった四大陸選手権を除いて、グランプリシリーズ、ファイナル、全日本選手権 そして ワールド と全部優勝。

 

もはや “ゴールドコレクター” 

 

世界フィギュア2023 男子シングル 優勝

 

ただ、成績や順位よりも とにかく 宇野選手の演技が圧巻だった。

 

大ちゃん(高橋大輔)や結弦とも違う、そして 偉大過ぎる彼らにもないエスプリ。

 

フリーの音楽 『G線上のアリア』で恍惚とした面持ちで 頭上に挙げた両腕を開いていく場面とか、なんというか 上品な甘さのチョコレートムースみたいに甘美だった。

 

大会前 ジャンプの調子が良くないだとか 足首を痛めてしまった、とか心配な報道もあったけど、演技中 そんなことすっかり忘れちゃってたよ。

 

世界フィギュア2023 男子シングル フリー 宇野昌磨

おつかれ

 

本人も自覚しているようだけど、シニア選手としてはベテランの域。

でも、まだまだ 宇野昌磨の進化は止まらない。

まだまだ 秘められている可能性も、きっとある。

 

そして、ステファン・ランビエール が必ずや 引き出してくれる気がする。

 

ランビールが言うように、コーチを超えて欲しい。

 

世界フィギュア2023 男子シングル メダリスト

 

現役選手で唯一 4回転アクセルを武器にしている イリア・マリニン選手も ジャンプ構成は凄かった。

 

そして、高難度だらけのジャンプが いかに諸刃の剣かということも あらためて思い知らされた。

 

4A を “降りた” というニュースを見たとき、とうとう現れたか・・・ というか、現れて“しまった”か・・・と、少々 複雑な思いがした。

 

できれば、それはやはり 羽生結弦 であって欲しかったな、と。

 

でも、結弦のチャレンジがなかったら 今も こんな前人未踏の大技を見られることはできなかったはず。

 

試合での武器にするかどうかは別として、挑戦は大切。

でも、怪我から身体を守ることも 大切。

 

女子シングル2連覇 坂本花織

 

世界フィギュア2023 女子シングル 優勝

 

昨シーズンの FP もそうだったけど、こういう 女性の強さとしなやかさがテーマのプログラムを 彼女以上に演じきれる女子選手、古今東西 ちょっと思い浮かばない。

 

ダイナミック感、スケール感、しなやかさ、柔らかさ・・・

全てが調和していて魅力的だった。

 

世界フィギュア2023 女子シングル メダルセレモニー

 

日本女子シングル 6人目の世界女王にして、初の連覇。

 

すごいっ

 

来シーズン、紀平選手・樋口選手・鍵山選手たちが コンディションを戻してくれば もっともっとエキサイティングになりそう。

 

そして・・・

 

ペア、男女シングル選手がこれほどの快挙を達成してくれていても

この後 <世界フィギュア2023> と聞いて おそらく 私が思い浮かべるパフォーマンスといったら・・・

 

世界フィギュア2023 アイスダンス かなだい オペラ座の怪人.jpg

アイスダンス かなだい 「オペラ座の怪人」

 

選手名をコールされて リンクの中央に向かう時、村元選手が そっとファントム(大ちゃん)の頬に手を触れて・・・

もう、物語が始まっていた。

 

遠い昔(2006-07シーズン)、師のニコライ・モロゾフ振付のFPでは プログラムの最後、仮面を自ら 力強く引きはがした ファントム。

 

アイスダンスのプログラムのファントムは、冒頭で クリスティーヌ(哉中)に仮面を外されて 顔をそむけ、素顔を晒すことを苦しそうに恐れていた。

 

その瞬間、アイスリンクが 不気味で幻想的な地下世界 そして 豪奢で眩(まばゆ)いシャンデリアが輝く オペラハウス に一変してしまった。

 

これほどまでに ドラマチックな世界観を 鮮烈に表出させた アイスダンスのスペクタクル、今まで見たことない。

 

それこそ、呼吸するのも忘れて魅入ってしまっていた。

 

これほど アジアの選手たちが活躍していても、やはり どこか “西洋” “欧米” もとい “白人” の競技、というイメージが払しょくされない フィギュアスケート。

 

アイスダンスは特にその傾向が強いし、個人競技・採点競技である以上、ファンはもちろん ジャッジの好みも加減乗除されていることは否めないだろうけど、

 

選手の個性や持ち味を生かしたプログラムで、他に類を見ないパフォーマンスを楽しませてくれる。

 

かなだいが、彼らの魅力のみならず アイスダンスというカテゴリーの新たな可能性を引き出してくれた気がする。

 

来シーズンも・・・ 観たいなぁ・・・


やっぱり、最後はこの男だった!

 

WBC 2023 MVP 大谷翔平

 

SHOW TIME 野球

 

野球 という球技に全く関心も興味もない私が、この選手だけは魅了されずにはいられない 恋の矢

 

侍ジャパンのみならず、大会すべてにおいて 主役。

常に WBC の中心にいた。

 

・・・にしてもっ

 

“事実は小説より奇なり” とはまさにこのこと。

 

・1次リーグから全勝

・準決勝 9回ウラで逆転勝ち

・決勝 大谷翔平 VS トラウト で決着

・大谷翔平 大会MVP & ベストナインに投打で選出

 

なんか、もぅ 出来過ぎじゃない!?

 

WBC 世界一奪還

 

3年後、楽しみというより コワい・・・

 

たとえ連覇したとしても、これほどドラマチックな大会は望めないんじゃないかって気がしちゃう。

 

最年少 三冠王の “村神様” も 最初の頃こそ、らしくなかったかもしれないけど、ここぞ! というところで 豪快にぶっ放してくれた。

 

大明神さまは、それでよろし。

 

あんまり 全試合でぼかすか打ちすぎたら、かえってご利益なくなっちゃうかもしれないもんね。

 

優勝したんだから、結果オーライ。

 

決勝戦の投手陣も素晴らしかった。

 

MVP だの ホームラン王 だのの肩書を持つ 屈強な猛者たちをねじ伏せて 0をいっぱい並べた若武者たち。

 

トラウトから奪三振の高橋宏斗選手なんて、若干 二十歳だって。

 

相手が アメリカ “史上最強” だとしても、日本だって 各球団からの精鋭が集まった究極の侍チームだったんでしょ。

 

コレ、決して “ジャイアントキリング” ではないよね。

 

だとしても “優勝候補” と期待されるチームが、期待以上のパフォーマンスで頂点に立つって そう簡単なことではないハズ。

 

なにより 素晴らしかったのが、どの試合でも どのチームも 相手をリスペクトしてスポーツマンシップのある 気持ち良い試合だったこと。

 

それに関しても チーム侍がナンバーワンだったと思う。

 

他のチームも感化されていたんじゃないかってくらい。

 

実に誇らしい。

 

チームワークも最高。

 

所属球団では 先発だの4番だの任されている主軸選手たちが、勝利のために献身を惜しまず、それぞれの 責務を全うしてみせてくれた。

 

プロ選手たちなのに、裏番組(?)の甲子園球児かと見紛うほど 清々しく 熱狂的。

 

WBC 2023 優勝

 

〖刺さったコトバ〗

 

「僕たちはプロのつもりで戦うよ」

チェコ マルティン・シュナイダー投手

WBCチェコ代表を“絶対好きになる”話

 
「日本が勝ちましたが、今夜の試合は野球界にとっては勝利を収めた」
メキシコ ベンジー・ギル監督 準決勝後

侍に敗戦も「野球界にとっては勝利」

 

「代表の勝利より優先する自分のプライドはなかったということ」

大谷翔平 1次リーグ イタリア戦  セーフティバントについて

大谷翔平 大量点呼んだ「らしさ」全開バント

 

【最も 刺さったコトバ】

 

「憧れるのを、やめましょう」

日本 大谷翔平選手 決戦前

 

大谷翔平、魂揺さぶる名言に込めた思い

 

聞いた瞬間、鳥肌が立ってしまった。

 

仲間たちの胸の内、理解していたのでしょうね。

 

ありがちな「(どんなに強敵でも)恐れるな」という言い回しより、選手たちは奮い立ったのではないでしょうか。

 

無論、対戦相手への最大限のリスペクトがあってこそ。

 

たしか テニスの錦織圭選手のコーチで 元プロの マイケル・チャン氏も同じようなこと言っていた気がする。

 

圭選手が いかにフェデラー(だったかな?)が凄いかを熱く語るのを聞いて、「相手も同じ現役選手なのだから、憧れすぎちゃイカン」と。

 

それぞれのフィールドの、最高峰で闘っているアスリートならではの実感なんだろうな。

 

 

惚れてまうぅ・・・ドキドキ


今年の流行語大賞は これに決まりっ。

 

投打で大活躍し、プレーと精神面で チームを引っ張って鼓舞し続けた大谷翔平選手。

 

常に落ち着いていて 温厚なイメージだけど、あんなにもアツくなるんだ、とびっくり。

 

少年時代から憧れていた国際大会で 最高のパフォーマンスで優勝なんて、まさに夢物語だけど、それを手繰り寄せるだけの 血のにじむような努力の賜物であることは想像に難くない。

 

最高・最強のアスリートでありながら、とてつもなく大きな器を持った人格者で、見た目もカッコイイ。

 

大谷翔平

 

人柄そのものが 高潔で エレガント。

 

同年齢の羽生結弦と双璧ね。

 

第50回 ビッグスポーツ賞

第50回 テレビ朝日ビッグスポーツ賞(2016)

 

第50回 ビッグスポーツ賞 大谷翔平 羽生結弦

1994年生まれ 東北男児

 

もぅ 今から殿堂に入っちゃってもいいんでないの?

 

国民栄誉賞ももらわなくっちゃ。

 

〖ほっこりしたエピソード〗

 

・1次リーグ 日本-オーストラリア戦で、翔平選手のホームランボールを “回覧” して見せてあげたファンの方。

 

・1次リーグ 佐々木朗希選手が 死球を当ててしまったチェコの選手に お菓子持参でご挨拶。

 

・マイアミ到着時、翔平選手がチェコの帽子で入国

 

一流選手は、振舞も一流。

 

スポーツとは、かくあるべし。

 

Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar

 

ムードメーカー ヌートバー選手も忘れてはいけない。

 

WBC 決戦 大谷 vs トラウト

オオタニ武蔵 VS トラウト小次郎

 

巖流島.jpg

巖流島の一騎打ち


“松山バレエ団 創立75周年記念” 公演

 

舞踊歴70年(!) を迎えた 大プリマ 森下洋子さんと バレエ団の中心ダンサーが入れ替わり 主役を演じわけるスペシャルバージョンの

『ロミオとジュリエット』

 

松山バレエ団 『ロミオとジュリエット』 栃木県総合文化センター

 

松山バレエ団「ロミオとジュリエット」 オールスタークライマックスフェスティバル

 
松山バレエ団『ロミオとジュリエット』
 
一人のジュリエットが袖に引っ込んだら、別の ジュリエットが登場・・・ 

 

ので、森下洋子さんの登場シーンは、舞踏会の場面で こっそり ロミオと逢引きする ほんのひと場面。

 

あと、終幕後 なぜか 横たわったジュリエット(森下さん)とロミオが 他のダンサーたちから囲まれて目覚めて(!?) 華やかに踊って 大団円のおまけフィナーレ。

 

舞踊劇を見せる、というより 様々なダンサーを披露する 『ロミジュリ』をテーマにした 祝祭的な舞台、といった印象。

 

舞台セットを含め ゴージャスではあったけど、あんまり 『ロミオとジュリエット』 を観た、という感じではなかったかも・・・

 

ただし 今回のバージョン、コロナ禍やウクライナ戦争の世の中を意識して、設定をペストが猛威をふるった中世にし、戦闘シーンを増やしたとか。

 

冒頭も ペストで命を落とした人の躯や、白い天狗のようなお面をかぶった当時の医師が舞台をウヨウヨ・・・

 

とって付けたようなシーンだったけど、おお! と思わせられたのは、

ロレンス神父の使いが、仮死状態のジュリエットのことをロミオに知らせに行く途中、ペスト感染を疑われて 隔離されて 神父さまからの手紙を届けられなかった、というシーン。

 

これ、原作にも即しているらしい。

 

あと、殆どの バレエ『ロミオとジュリエット』のバルコニーは、舞台上手にあるけど、松山版は舞台の真ん中。

 

高い垣根に囲まれた “シークレットガーデン” ぽい庭の奥にあるジュリエットのお部屋は、ちょっと ラプンツェルみたくて メルヘン的。

 

ちなみに このバルコニー、別の場面では ロレンス神父の懺悔室みたいになってた。

 

“刷り込み” ではないけど、数えきれないほどのバレエ&バレリーナを観てきても、やはり 幼少期に 最初に覚えたバレリーナである森下洋子さんは “プリマバレリーナ” の代名詞。 

 

そして、森下さんの真骨頂のヒロインは ジゼルとジュリエット のような気がする。

 

かつのてのような あの華奢な身体から 劇場を突き抜けるかのようなエネルギッシュな踊りではなくなってしまったかもしれない・・・

 

それでも 舞台のどこからでも目に飛び込んでくる。

 

森下さんの バレエへの情熱は一向に衰えず。

 

舞踊歴80周年公演も、また来てください。

 

松山樹子&75th Anniversary

 

松山樹子(1923-2021)

松山樹子(1923 - 2021)

 

松山バレエ団 75th anniversary

松山バレエ団 創立75周年

 

松山バレエ団『ロミオとジュリエット』舞台セット

『ロミオとジュリエット』 舞台

 

『ロミオとジュリエット』 栃木公演

 

2023年2月23日 栃木県総合文化センター メインホール 所見

鬼は外 福は内

 

ご近所さんたち、何事!? とびっくりされていたかも・・・

 

お恥ずかしながら、節分におそばを頂くという習慣を 初めて知りました。

 

年越しだけではなかったのか・・・

 

初午の日に いなり寿司を食べるということも。

 

商魂たくましい人々にとって ○○の日は ×× を頂く、という習慣は格好のネタ。

 

便乗して、全然関係ない品も。

 

恵方巻にのっかって、トルティーリャやロールケーキもしっかり節分仕様。

 

ま、馴染みのない よく分からない習慣でも、美味しいものを頂けるなら、それはそれで よろし。

 

 

節分 2023

節分 2023


東京の2百貨店が最終日 半世紀以上、地域の象徴

 

両店とも、都内の百貨店で とても想い出のある店舗。

 

東急百貨店 本店

 

Bunkamura に隣接しているから、よく 百貨店の正面玄関から入って 突っ切って、オーチャードホール やら ザ・ミュージアム やら ル・シネマ に行っているのですよ・・・

 

地下の LES DEUX MAGOTS PARIS で、お昼のパン買ったりして。

 

それもそうなんだけど、何より 小学生の頃 祖母が入院していた病院がこの近くで、お見舞いに行くときは いつも立ち寄って お菓子とか買って行っていたの。

 

田舎ではお目にかかれないような 可愛らしいお菓子やケーキを眺めながら 「どれを持って行ったら喜んでもらえるかなー」 と。

 

大好きなおばあちゃまに会えるのはとても楽しみだったけど、お洒落なおばあちゃまが 髪の毛をざっくり切って、病室のベッドに横たわって 眠っているのか起きているのか分からないような様子を見た時は、子どもながらにも 言葉を失ってしまった。

 

そんな 祖母を見舞う 母を見るのも。

 

(何十年かしたら、こうなっちゃうのかな・・・)って。

 

何十年、経っちゃった・・・

 

母はいまだに この界隈に行くと 当時のことを思い出して 切なくなってしまうらしい。

 

そのシンボルも 無くなっちゃうのか・・・

 

渋谷は どんどん再開発が進んで、いろいろなビルが乱立して、やがて 近未来都市みたいになるのかもしれないけど、私とは縁遠くなりそう。

 

Chacott 本店すら 移転 しちゃうんだもん(2022年2月)。

 

ちなみに Bunkamura は、オーチャードホール以外は 今年4月10日から2027年度中まで休館になるのだとか。

 

渋谷の東急本店と立川高島屋、31日で営業終了 変化する百貨店の形

 

立川高島屋

 

“百貨店区画” が 1月31日で 営業終了、と。

 

学生時代、立川市に下宿していて ここもよく行ってた。

 

デパ地下の FAUCHON で、朝食用の食パン買うのが 1週間の始まり。

 

焼きたてのパンの匂い、今でも覚えている。


学生会館だったけど、初めての一人暮らしで お部屋をプチコーディネートしてみたくて、インテリア売り場で Noritake の花瓶買ってみたり。

 

しばらく行っていないけど、立川もずいぶん変わっちゃったみたい。

 

今 行ったら、リアル 浦島太郎だろうなぁ・・・

 

・・・にしても、子供時代・青春時代の足跡がある場所がどんどん消えて行ってしまうのは、やはり寂しい。

 

ここ数年、特に。地元も東京も。

 

そもそも “百貨店” というものが、時代に必要なくなってきているのかな。

 

そごう・西武も売却されちゃったし。

 

アウトレット・ショッピングモール やら、AEON やら コストコ みたいな巨大量販店に勢いが移って来て。

 

かつては 美術館があって、お買い物もできて、お食事もできて・・・

と、いろんな楽しみができる場所でもあったのに。

 

亡き祖母も “デパート” 好きだった。

 

東急も 白木屋 と呼ばれていた頃から馴染みがあって、よく着物を誂えていたとか。

 

私たちと 一緒に行くと おもちゃ階のサンリオ売り場であれこれ買ってもらっていたっけ。

 

お昼は お子様ランチを食べて。

 

デパートがなくなる、なんて言ったら きっとショック受けただろうなぁー

 

想い出のある場所がなくなってしまうのは もちろん 感傷的になってしまうけど、どんどん 都市が発展し、変容していくのをリアルタイムで体験できるのは、それはそれで エキサイティングかも。

 

近づく百貨店終焉の足音 物言う株主、小売りに触手

 

百貨店はついに「大閉店時代」に突入

 

ターミナル駅に異変?揺らぐ電鉄系百貨店の存続 渋谷東急あす閉店


新進気鋭のピアニスト;藤田真央氏のコンサートに行ってきました。

 

藤田真央 プレイズ・モーツァルトwithオーケストラ・アンサンブル金沢

藤田真央プレイズ・モーツァルトwithオーケストラ・アンサンブル金沢

 

いつからか、彼の大ファンの母。

 

2022年度 年間公演スケジュールがラインナップされた時から

「真央くんが来るっ! しかも モーツァルト!!」

と大騒ぎ。

 

オール モーツァルト プログラム

 

ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467 

交響曲 第40番 ト短調 K.550

-休憩-

ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595 

 

【ピアノ】 藤田真央

【指揮】 アレッサンドロ・ボナート

【管弦楽】 オーケストラ・アンサンブル金沢

 

真央くん(←と母がいつも呼んでいるので)、生では初鑑賞。

 

指揮の アレッサンドロ・ボナート氏と舞台に現れたときは、何だか とぼとぼとうつむきながら歩いてきて、世界的な若手ピアニストというより、

 

ふらっと “駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ” を弾きに立ち寄ったお兄さん、というような雰囲気。

 

ただ、ひとたび鍵盤に指が触れ始めると 瞬く間に “モーツァルト” の世界に引き込まれてしまいます。

 

鍵盤をなぞっているように 軽やかで明快ながらも、一音一音 芯の通った調べ。

 

僭越ながら、真央くんとモーツァルトって すごく相性がいい 作曲家&ピアニスト なのではないかと思っちゃう。

 

おこがましくも、当代随一の “モーツァルト・マイスター” と呼びたいっ!

 

それに、モーツァルトの曲を聴いていると、世界で最も好きな都市のひとつ、ウィーンを思い出してしまう・・・ 

 

新年の <ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート> でもウィーンの街並みが映っていたけれど、憧れの 音楽の都。

 

今度は 是非 ピアノリサイタルでの演奏聴きたいな。

 

オーケストラは オーケストラ・アンサンブル金沢。

 

1988年 故・岩城宏之氏(1932-2006)により設立されて、国内外で活躍する室内オーケストラ。

 

フルオーケストラとはまた一味違った、どこかの宮殿のサロンでの演奏会のような温かみのある演奏でした。

 

2023年1月15日 栃木県総合文化センター メインホール 所見。


 

クリスマスローズ

 

 

 

 

 

自他共に認める “クリスマスおたく” の私にぴったりなお花を引き当ててもらえました。飛び出すハート

 

“Souvenir” -追憶- という花言葉も なかなかロマンチックで、よろし。

 

長生きいしていると、未来より過去の蓄積の方が 多くなる・・・

 

脳内(キャパシティもスペックも)アップデートせねばっ


十二月大歌舞伎 昼の部公演鑑賞後、歌舞伎座タワー 5F にある 

歌舞伎座ギャラリーへ。

 

歌舞伎座ギャラリー特別展

 

十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目 市川新之助初舞台

記念展―歴史の継承 そして歌舞伎の未来―

 

 

成田屋 襲名披露

 

 

十三代目 團十郎白猿・八代目 新之助 襲名披露

 

十三代目 團十郎白猿と、八代目 新之助の舞台写真のほか、歴代の團十郎の系譜など興味深いパネルが展示されていました。

 

歴代の市川團十郎

歴代の市川團十郎

 

市川團十郎家系図

市川團十郎家系図

 

かつて、朝日新聞で 宮尾登美子/著 『きのね-柝の音』 という 現 團十郎のお祖父さま 十一代目 市川團十郎のご内儀が主人公の小説が連載されておりました。

 

十三代目 團十郎白猿・八代目 新之助

十三代目 市川團十郎白猿 八代目 市川新之助

 

十二代目 團十郎・七代目 新之助

先代 十二代目 市川團十郎

七代目 市川新之助(現・團十郎白猿)

 

隈取

隈取のお面

 

市川團十郎家の芸 歌舞伎十八番の演目より

 

助六

助六

 

勧進帳 弁慶

弁慶

 

嫐

嫐(うわなり)

 

シンガポール マリーナベイサンズ グランドシアターで行われた

”EBIZO ICHIKAWA Ⅺ’S JAPAN THEATER 2015”(10月17日18日3回公演)にて100年ぶりに復活させた演目

 

鳴神上人

鳴神上人

 

高校生の頃、学校のお勉強そっちのけで、“歌舞伎十八番” の演目 18コ(略名で)覚えておりました。

 

今でも言えますよ。 

 

弁慶・助六

弁慶 & 助六

 

毛抜・外郎売

毛抜(粂寺弾正) & 外郎売

 

助六所縁江戸桜 衣装

『助六』の衣裳

 

黒&赤&紫 といえば 『助六』

 

粋でいなせな江戸男の代表格。

十三代目の襲名公演でも、十一月吉例顔見世大歌舞伎・十二月大歌舞伎、と続けて上演されました。

 

残念ながら 両方とも見逃してしまったけど、今度 観る機会があったら 是非 「水入り」まで観たい!

 

駄右衛門花御所異聞 勸玄白狐

駄右衛門花御所異聞 勸玄白狐

 

駄右衛門花御所異聞 防火の神・勸玄白狐

駄右衛門花御所異聞 防火の神&白狐

 

勸玄くん、わずか 4歳で史上最年少宙乗りと話題になっていました。

 

衣裳を見て、こんなに小さかったんだっ!!! とオドロキ。

 

狐の精霊か妖精みたい。

 

あれから もぅ 5年・・・

でも、たった5年であんなに堂々とお芝居できるようになるなんて。

やっぱ血筋かなぁ・・・

 

市川團十郎。江戸歌舞伎の大名跡。

 

高校時代、ある日 突然 歌舞伎に目覚めた私にとって、まさに 江戸歌舞伎の象徴のような名前。

 

そのもっと前、お正月の古典芸能番組で 先代・十二代目團十郎丈のインタビューの番組を見ていた母が 「お目目が錦絵そのものね」と。

 

うろ覚えだけど、ああいう ギロっとした目を “だんじろ(團十郎)目玉” というだよ、と。

 

他所で そんな呼び方聞いたことないけど・・・ 

 

そのインタビュー番組で、となりにちょこんと座っていた男の子が、

“令和の團十郎”

 

江戸時代から脈々と受け継がれる 大名跡の襲名。

 

歴史の瞬間を目の当たりにし、共有できた思いです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年末

十三代目 市川團十郎白猿

八代目 市川新之助

襲名披露公演を観に行きました。

 

十二月大歌舞伎 歌舞伎座

十二月大歌舞伎

 

残念ながら 口上のある夜の部は全日程完売。平日の昼の部へ。

 

『鞘當』 尾上松緑/松本幸四郎

『京鹿子娘二人道成寺』 中村勘九郎/尾上菊之助、團十郎

『歌舞伎十八番の内 毛抜』 市川新之助

 

どの演目も、超豪華な配役。

 

『京鹿子娘二人道成寺』は、市川團十郎家の家の芸「歌舞伎十八番」の一つである『押戻し』までを上演。

 

新・團十郎の出演はここのみ。

花道に現れて 白拍子花子を、「竹馬の友(勘九郎と菊之助)に似ている」と言って大喝采。

 

ただ、何といっても 昼の部の白眉は 八代目 市川新之助 として初舞台の『毛抜』。こちらも 市川家の「歌舞伎十八番」のひとつ。

 

若干 9歳。史上最年少で演じる 粂寺弾正。

 

びっくりしたのは 最初に姿を現したとき。

あまりにも立派な佇まいで “大人の役者” が出て来たのかと思ったほど。

 

そして、朗々としたせりふ回し。

きりりとした面差し。

見得の形の美しさ。

 

艶っぽいシーンも ドキドキするような色気があって、全然 「子供が一生懸命演じている」 という感じがしない。

 

よく 子役が 歌舞伎の芝居に登場すると、高い声で語尾を伸ばしながらおしゃべりして 「あーいー」 なんてお返事するけど(それはそれで可愛らしいけどさ)、

 

格が 違いすぎる。

 

ま、目を真ん丸にして驚いた表情や、小さな手を ぱっと開いて見得を切るところは少年らしいけど、本当に9歳なの!? というくらい しっかりしたお芝居。

 

そして・・・

 

一番 驚いたのが、口跡(歌舞伎役者のせりふ回し、声色)が なんとも お祖父さま(十二代目 團十郎)にそっくりなこと。

 

たしか 十二代目が亡くなったあとに生まれているはずなのに。

 

八代目 新之助 にも しっかり 歴代の “團十郎” の DNAが息づいている。

 

懐かしさと嬉しさと感動で、胸がいっぱいになっちゃった・・・

 

早く 『連獅子』の親子共演が、『助六』が、そして やっぱり なんていっても 弁慶(『勧進帳』)が観たい!!

 

絶対 観に行こう!!

 

<十四代目 市川團十郎> 襲名までは さすがに 寿命もたないけど、せめて 十二代目 海老蔵 襲名まで、頑張って 長生きするっ。

 

歌舞伎座前。

通りすがりの通行人も 足を止めて あちこち撮影。

 

十三代目 市川團十郎白猿襲名披露

 

十三代目 市川團十郎白猿襲名披露

 

十二月大歌舞伎 昼の部

 

十二月大歌舞伎 夜の部

 

十二月大歌舞伎

 

十二月大歌舞伎

 

十三代目 市川團十郎白猿 襲名披露

 

歌舞伎稲荷大明神

歌舞伎稲荷大明神

 

祝幕 ユニクロ ゴジラ

祝幕 ゴジラ&ミニラ ユニクロ提供

 

祝幕 飯田グループホールディングス 牡丹

祝幕 牡丹(團十郎家の替紋) 飯田ホールディングス提供

 

祝幕

祝幕

 

十一代目 海老蔵 襲名公演(2004年)では、お父様(十二代目 團十郎丈)が描いたという 海老の絵の祝幕をお披露目していましたっけ。

 

オフィシャルパートナー

 

河東節 出演者

『助六』といえば 河東節

 

想い出の歌舞伎俳優

 

想い出の歌舞伎俳優

 

想い出の歌舞伎俳優


とうとう 中村吉右衛門丈も この一角に・・・

 

そして、若竹のような勢いのある 超新星☆千両役者

 

八代目 市川新之助襲名

八代目 市川新之助

 

芸の継承と発展を 目の当たりします。

 

お祖父さま(十二代目 團十郎)も、ママ(故・小林麻央さん)も、さぞや 喜んでおられることでしょう。

 

令和4年12月9日 所見

 

歌舞伎座「十二月大歌舞伎」初日開幕