音戸の瀬戸を歩く5~歴史的存在価値がある【音戸旧道】をもっと全国に知ってもらいたいです!~ | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日 2021年11月14日

 

懐かしい昭和が残る裏通り【音戸旧道】を歩いて観ています

歩いて観ると、よだれどころか、少し鼻血が出た気がしますw


あのイルカに乗った少年“城みちる”さんの御実家が素敵過ぎです!

倉橋島は明治32年の要塞地帯法により、呉要塞地帯に含められ

測量、漁業、撮影などが禁止されました

この島に艦砲試射場、特殊潜水艦基地、高射砲台、石油貯蔵基地が建設されたからです

これらの施設は、現在では立ち入りが出来なくなっています

もしこれらを整備して見学が出来れば、倉橋島に足を運ぶ人は多くなると思います


イワシなどで生計を立てていた島人は

大日本帝国の介入により生計の立て方が変わり

島にも多くの人が訪れるようになります

音戸遊郭が開廊されたのは明治40年

日露戦争に勝利した大日本帝国が更なる強化を目指している時代です

音戸遊郭がいつまで健在だったのかは不明ですが

遊郭商売が禁止となった後もその名残はしばらく残っていたのだと思います

何色かの線が引かれていた可能性もありますね

その趣を残しながらも静かに時を重ねています

【音戸旧道】には歴史的存在価値があります

しかも、それらを知らない人が多いと言う現実です


ここは、思い切って全てをオープンにして売り出してみてはいかがでしょうか?

現在、少し元気のない呉市にはまだまだ遺産が隠れているのだと思います


【音戸渡船】廃止と言う残念な出来事があった今こそ何かアクションが欲しい所ですね

“イルカに乗れる港”とかどうでしょうか?w

今後は“イルカに乗った少年”に期待することにしましょうw

おお!初代【音戸大橋】は還暦を迎えるのでしたかっ!

これは、明るいニュースです!!

【音戸うずしお会館】で写真展があると知って訪れてみました

2004年に開館した、音戸の瀬戸唯一の大型観光案内所です

【音戸自販機】なるものがあるではありませんか!

いいぞ!そのノリで行きましょう!w

音戸Tシャツとかあったのですね!w

これまた、素敵なデザインで!!

還暦を迎えた音戸大橋により盛り上がっております

おお!工事記録を含んだ写真展ですか!

これまた、あもんの大好物ではありませんか!!

昭和30年代の【音戸の瀬戸】です

海峡の狭さがよく分かる良い写真です

昭和35年から倉橋島は変貌を遂げるようになります

呉市民と倉橋島島民の浪漫が始まりました


この事業には、清盛さんもさぞかし驚いたことでしょう

テーマパークの様な光景が広がっていたのですねw

徐々に近代都市に変貌していく倉橋島

島民は驚きすぎて、落ち着かなかったでしょうw

昭和36年、総工費3億6,200万円をかけて、【音戸大橋】は完成しました

そして、昭和49年、橋は無料化され

誰もがいつでも行き交う事ができるようになりました

ひとつの橋が島民の人生を変え

島の歴史を変えていきました

決してすべてが良い結果ばかりとは言えませんが

無事にこの度、還暦を迎えることが出来ました

 

という事で、倉橋島と【音戸大橋】の歴史をじっくりと学んで観ましょう

続きます