放浪日:2018年6月3日
“解体前のビルの空室を無料でアーティストに開放する”という【堺町ビルプロジェクト】が開催中で“解体前に生き生きとしている”昭和マンション【堺町ビル】に入って観ています
ライフラインである分電盤です
検針がまとめてできる様に階段に設置です
誰でも住居人の生存確認ができる仕様です
さて、次なるウェルカムルームに入って観ましょう♪
えっつ!?なんもない??
何もないのが芸術ですか???
『そのままやないかい!』とツッコめますw
ドキドキしながら玄関を入ったのですがw
いや!でも、なんか違うぞ!
何もないけど、独特な世界観があるぞ!
広島の風景写真が額に入れて飾られていました
ん?この額って、お風呂の浴槽じゃない??
屋上からの風景です
どんなメッセージがあるのか?しばらく考えました
あもんの様な凡人には分からなかったので、畳を見つめましたw
焼け焦げた畳は、ある意味、自然が織りなす芸術ですよね
えっつ!キッチンのシンクですよね!!
写真は何気ない風景ですが、額が普通じゃないww
なるほど!これぞ!“解体ありきの建物しかできない芸術”です!
『無償で提供しますから、好きにしてください』の正直なアンサーですねw
これは、お部屋からの風景です
部屋の窓を額縁にしている写真です!
そこにあるモノを額縁にして撮影する技術ですね
昭和照明を入れている所がグッジョブです
昭和マンションから変わりゆく平成を望むですね
思わず真似してみましたが、失敗でしたw
あもんは凡人なので、ただの窓風景にしかならないww
お風呂を覗いて観たら、やっぱり取り外しています!
それにしても、床の綺麗な豆タイルですね!
この部屋の元入居者は綺麗好きだったことが確定しましたw
トイレも清潔感がまだ存在しています!
便座の色焼けだけはしょうがないですね~
これは!バランス釜ではありませんかっ!
日本で1970年~80年代に団地や賃貸マンションで流行った給湯器です
まずは浴槽に水を張り、給湯器に水を循環させます
給湯器はガスにより水をお湯に変えて流します
お湯が沸くまで30分ぐらいかかり、冷めやすいという欠点はありましたが
当時はナウい家電として羨ましがられていました
こんな綺麗な状態で観るのは初めてです!
ここは、昭和博物館ですか??w
ホースの使い方間違っていますがw
でもやっぱ!あれがこうなりました!w
ん?屋上に撮影スポットがあるだと?
迷うことなく、屋上に登っていきましょう!
EVが使えないのでハァハァ言っています
貧弱な昭和人ですみませんw
これも芸術作品のひとつでしょうか?
正体不明な所が良い感じです
屋上です
何故か?カキの殻が干してあるんですけど~
広島らしいっちゃ、広島らしい?
いえ!広島でもマンション屋上でカキの殻は広がっていませんよw
屋上で焼き牡蠣パーティーを開催したのでしょうか?
それなら、分かりますw
そして、屋上からの風景
本川を挟んで平和公園が望めます
このマンションより後に建ったであろうマンションが景色を消していますが
これはこれで違法では無いので、しょうがないことです
んで、これは何なのでしょう?
中に面白いモノが入っていたのかもしれませんが
誰かの個人所有物みたいだったので、物色はさけました
【堺町ビルプロジェクト】で摩訶不思議なビルとなっている【堺町ビル】でございますw
消防設備が完備されている当時の最新マンションです
確かに!呼び出しベルと間違いそうなポジショニングw
昔は客人が来ると、ビル全体に響くベルがこのマンションの名物だったのでしょうかww
『火事ちゃうんかい!』と各住人からのツッコミが聞こえたのかもしれませんね
そして、【堺町ビル】は一般住居としても現役中です
間違って他人の領域に入っていかない様に注意しながら
【堺町ビルプロジェクト】を楽しまなければいけませんね~
ということで、続きます