広島県庄原市東城町を歩く21~子供たちに苗を植えるのが【塩原の大山供養田植え】の目的でしょうね! | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2018年5月27日

 

国指定重要無形文化財の【塩原の大山供養田植え】を観に来ています

左下が太鼓を打ちながら田植え歌の上歌を歌い

早乙女は太鼓の拍子に合わせて苗を植えながら、下歌を唱和しています



早乙女の後ろをウロウロしているのは“ささらすり”

早乙女が田植えをしている時に

竹で作ったささらで、男根状の木の棒をこすりあげる等と

早乙女の邪魔をする役目ですw



ちょっとHな“ささらすり”ですが

それによって田植えを楽しませるのが仕事なのですw

ここでは、学校では教えてくれない歴史が見られて

教科書では伝えきれない日本が観られます

かつて見た光景を未来へ

かつて聞いた音楽を未来へ

かつて広げた一大絵巻を未来へ

きっとこれを観た子供たちは

この無形の文化を受け継いでくれるでしょう

無形文化財を受け継ぐのは地域の子供たちです

高級カメラを持った素人カメラマンではありません

僕たちギャラリーはこの伝統文化を見守るのが役割です

この4年後も、さらに4年後も

国指定重要無形文化財の【塩原の大山供養田植え】が受け継がれる為に

そっと見守らなければいけません

ちなみにこの日からの4年後は2022年

無事に開催されることを願っています!



この案内図を頼りにお越しくださいw

帰りのシャトルバスも超満員でした

そして、帰路の途中、西城で思わず車を止めました!

えっつ!ちっちゃい太陽の塔!!

岡本太郎さんの魂が西城にもあった!!

太陽の塔はあもんが小学生の頃には小学校で多く観られたと思います

卒業生の記念作品として、絵画とかオブジェとかで校内に設置されていました


教育の一環として制作されたのでしょうが

小学生の心情は『なに?この変なの?』だったでしょうw

でも、それが良いのだと思います!

小学生の頃に『なに?』と思わせるのが

発展途上である芸術性を育むもので

それが誰の中で開花するかは分かりませんが

みんな平等に苗を植えることができるので、良いのだと思います!


西城にはヒバゴンもいますから!

きっと、西城の子供たちは多くの苗を植えて貰っています

それが美味しいお米となるのか?枯れ果ててしまうのか?

みんなが美味しいお米だと『たまんないっす』と食べてもらえたら良きですね~w

ドライブ中には寄りたくない駅がありましたw

日本には色んな駅があるんですね~w

 

2018.6.3  広島県広島市堺町ビルを観るに続きます