岡山県津山市を歩く31~【柵原ふれあい鉱山公園】を造ってくれてありがとう!~ | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

放浪日:2018年4月30日

 

同和鉱業片上鉄道線跡地にある【柵原鉱山資料館】で柵原鉱山の豊かさを体感しています

硫化鉄鉱を採掘している鉱山はもう日本には無いみたいです

かつては全国津々浦々にあった硫化鉄鉱鉱山

日本農業への化学肥料がどれだけ必要だったかが伺えます

重工業や機械進化の影響で必要性が少なくなった硫化鉄鉱であり

無農薬が称えられるようになった現代では中々伸びない産業となってしまいました

でも“かつての日本の宝物”があったのだと語り継いでいかないといけないですよね

中央竪坑は550m級ですか!

それは、吉井川が氾濫したら水害の被害は凄まじいでしょうね!

それは、まるでアリの巣の様な!

“かつての日本の宝物”はこの様な環境で生まれていたのです

ん?EVが坑道入口仕様となっていますw

これまた、グッドデザイン賞でしょう

えっつ?リアルに坑道に行くの?

地下550mまで行けるのか??

EVは地下1階で止まりましたw

そこは、地下400mでの採掘作業を再現した資料館でしたw

お馴染みの蝋人形シリーズですか!

これも、鉱山系資料館の醍醐味でもありますw

削岩機シリーズ

どんな蝋人形が作業しているのでしょうか?

蝋人形の顔を眺めましたが、よく見えませんでしたw

他の資料館はここが見せ場なのに、真面目だったのでちょっと残念でしたw

時代の最先端施設が揃っていたとはいえ

現場の状況はこんな感じでしょう

現代ではあり得ない程の重労働が続いていたのでしょう

また現れたマンハント推し

ここはマンハントの撮影場所になったみたいですよ

劇中の銃と同径のモデルガンが触り放題ですよw

さて、【柵原鉱山資料館】を出て【柵原ふれあい鉱山公園】をもう少しブラついて観ましょう

ごくごく自然に磁鉄鉱が落ちています

この願い石も昭和30年代からあったのでしょうか?w

これは【柵原鉱山】で使われたトロッコでしょうね

綺麗に錆び付いていて逆にカッコいいw

竪坑で使用していた滑車でしょうか?

この船は何の再現?


そう、その大昔は鉄鉱を吉井川で船に乗せて出荷していたらしい

【同和鉱業片上鉄道】が出来るまでは大変な労力だったと思います

鉄が錆びるのは風化ではなく

鉄が泣いているのだと思います

もう使われなくなった鉄は泣くしかありませんから。。。

もう使われなくなった鉄を展示しているのですから仕方がないことだと思います

展示をされなくなった鉄は処分されて再生されています

再生された方が幸せなのか?さび付いても展示される方が幸せなのか?

鉄の気持ちを聞いたことが無いので分かりませんが

鉄は木と違って生まれ変わる道があるので、劣化させると再生率は下がります

だけど、やはり残して見続けたい鉄もある

分かっているけど、見続けたいし語り継ぎたい

そんな想いが強い保存会なのでしょうね

この公園にこの痕跡があるからこそ生まれている新しい未来があるでしょうから

廃駅、廃路線、廃鉱山の幸せな老後を観た気がします

あもん個人的にはこの様な公園を造ってくれて感謝をしています

日本鉱山の歴史を知らない世代にも多くの事を感じてもらいたいですから

岡山県警のマスコットキャラクター“もも君”も協力しておりましたw

ももかちゃんもいたのか!w

桃太郎伝説に女子っていましたっけ?w

 

ということで、続きます