岡山県津山市を歩く24~【津山文化センター】を観て昭和モダンを味わってみよう!~ | あもん ザ・ワールド

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放浪日:2018年4月29日

 

森本慶三さんが造った博物館【つやま自然のふしぎ館】を十二分に堪能しました

もう、日が暮れ始めています

【津山郷土博物館】です

昭和初期の石造り洋風建築物でございます

昭和57年まで市役所として活躍した後に【津山郷土博物館】となり、現役の建物です

美作地方の歴史と文化を伝えており、弥生時代や戦国時代からの津山市の歴史を模型やジオラマで楽しみながら学習ができます

見事なシンメトリーな素敵建築物ですね

昭和初期で現役の建物をじっくり観たかったのですが

入館時間が過ぎていたという結果でしたw

【つやま自然のふしぎ館】を堪能しすぎたのが原因でありますw

せっかくなので、屋外展示を見つめました

顔だけ銅像

誰でしょうか?

俳優さんの誰かに似ている気がしますがw

さて、津山城跡から見つけた気になる建築物を見に来ました

【津山文化センター】という多目的ホールです

昭和41年生まれの【津山文化センター】はモダニズム建築で

数々の賞を受賞している優良建築物でした

見事に休館中でしたw

50歳以上の大迫力な建築物

耐震化工事と大規模改修という時期を迎えていたのですね

これは、我々にとってはとても嬉しい事

解体ではなく改修という道を選んでくれたということは

後50年程度はこの優良建築物が観られるという嬉しさがありますよね

日本伝統の社寺建築に見られる三層を支える“斗きょう建築”が特徴的です

“モダニズム”とは第一次世界大戦後以後に流行した“前衛的な動向”を示します

従来の19世紀芸術に対して、枠組みにとらわれない表現を追求しました

それが“モダニズム建築”として発展したのがこの様な建築物で

日本では前川國男氏や丹下健三氏などが代表的な建築家として挙げられます

【昭和モダン】と呼ばれており

あもんの大好物な建築物となっておりますw

優しい夕陽に照らされて美しいですね

コンクリート製の“斗きょう”が2階と3階の床を張り出させており

綺麗な逆台形の外観を造り上げています

“斗きょう”をデザイン的に構造的に採用したのは

隣接する津山城址と共鳴させるためでしょう

建築屋として観たら、正直、こんな形の建物を造るのは難しいし面倒くさいですw

でも、出来上がった建物が津山城と共鳴し、日本建築物の進化となっていることを観たら

この建築に携わっていて良かったな~と思うでしょう

その自慢の建物が50年も市民に愛され

改修工事によりまだまだ市民に愛されるということが誇りであります

自分の子供や孫にまで自慢ができるということですよね~

難しく面倒くさい仕事であればあるほど自慢ができるということです

“現代の津山城”として津山文化の向上に役立っていることは間違いありません

また、市民のコミュニケーション建築物としても大切な建物でしょう

末永く、ご活躍してくれることを願っています

さて、車を少し走らせて久米郡美咲町にある【山荘やなはら】に宿を取ることにしました

宿泊、食事、研修、合宿等ができる宿になっています

ロッジも併設されている憩いの場となっています

実はこの【山荘やなはら】さんは元学校です

かつて鉱山の町として栄えた地にあった学校が宿として進化したシリーズです

えっつ?阪神タイガース?

タイガースの合宿地なの?

プロゴルファーや“もうすぐ”プロゴルファーさんも来られていますw

自主トレなどの宿としてかつやくしているのでしょうねw

 

ということで、続きます