女性の誘惑 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

神様は何故 男と女を創ったのだろう

アダムとイブは何故 恋をしたのだろう

男と女がいる限り終わらないラブストーリー

喜怒哀楽はラブストーリーに欠かせないスパイス

みんなスパイスもっているもん

みんなイズムもっているもん

みんなハッピーほしいもん

 

あもんが独断と偏見で語るこの女性論

決して参考にしないでください

 

主張します!「女性の誘惑」

 

 

 

あもんは年一回の健康診断へ行った

あもんの支店では人数が多いため健康診断は会社で行われる

会社に病院スタッフが来て診断するというスタイルだ

広い会議室に各診断のスタッフがおり

順次、診断を受けながら流れていくのである

 

あもんは血圧測定に挑んだ

あもんは通常は正常な血圧である

しかし稀に血圧測定時に血圧が上昇することがある

 

『あれ~昨年より血圧が高いですね~食生活変わりましたか?』

 

そう話しかける看護師があもんのストライクゾーンであった年は

あもんは血圧測定時のみ血圧が上昇するのである

 

あもんは採血に挑んだ

あもんは採血が苦手である

血を見るのが怖いのかもしれないが

注射器の中へ見る見る増えていく赤黒い液体を見るのが苦手である

あもんは昨年採血後に貧血気味になった

そんな貧弱あもんを看護師に告げると看護師は言った

 

『じゃぁ ベット行きます?』

 

あもんはすでに貧血気味になった

そして横になったあもんに看護師は優しく話しかける

 

『じゃぁ やりますよ~ちょっとだけチクッとしますからね~』

あもんがふと腕を覗き込もうとすると

目の前にはもうひとりの看護師があもんに背を向けていた

あもんに採血を見せないようにするためみたいだ

ピンクのふくらみを目の前にして

あもんは再び貧血気味になった

 

 

あもんは問診に挑んだ

この時は多くの受診者がおり待ち時間が発生していた

問診は簡易的な布の仕切りの奥で行われていた

椅子に座り待っていると女医の問診の声が漏れてきた

 

『はい。服脱いでもらってよろしいですか?』

 

『ちょっと触りますよ~痛くはないですからね~』

 

『最近、元気でいらっしゃいますか~~?』

 

あもんは三度貧血気味になった

 

『はい次、どうぞ~♪』と言われ

あもんはドキドキしながら布の仕切りを潜った

そこに現れたのは初老のドッシリマダムであった…

 

その後あもんはバリウムを飲み

罰を受けているかの如く

グルグル廻されたのである

 

あもんは

健康診断でグッタリとなった

 

 

男性諸君!気をつけ給え!

女性の誘惑は男性の勘違い

そして

健康診断で不健康に陥る危険がある

 

 

20136月記 あもん御年39歳