熊野を歩く1 | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

広島で生まれ広島で育ち
大人になって広島を旅立った
四十手前で帰広し、改めて眺めた広島
目の前にはドキドキするような広島があった
広島の街が変わったのか?
それとも、俺の見る目が変わったのか?
ひとつだけ変わっていないのは
『ほうじゃね』という広島弁だけだった


広島出身のくせにあまり広島を知らないあもんが
古い記憶と新しい現実を見に歩き続けます
本日は熊野を歩きます



放浪日:2014年10月25日

広島県安芸郡熊野町
広島県西部に位置し、広島市から東南へ約12キロメートルの地点にある町で
周囲を山に囲まれた標高約220メートルの高原状の盆地である
歴史的には今から約20,000~25,000年前の旧石器時代には人々が生活しはじめていたと考えられ、縄文時代、弥生時代についても数多くの遺跡がある

江戸時代には福島、浅野の支配下となり、1838年に毛筆製造技術がもたらされると
上方の職人の指導により技術普及が図られ、筆の生産が盛んに行われるようになり
熊野で製造された筆は芸州筆として、全国に販売されていた
その後もこの町は全国でも珍しい「筆の都」として栄えて行った町である
現在ではここで作られる筆を熊野筆といい、全国生産の80%の筆がこの町で巣立っている

                  
あもんは高校の時に友達がこの地に住んでおり馴染みがあるが
交通機関がバスしかなく幹線道路も朝夕渋滞が日常である為
雨が降れば熊野人は遅刻するという状態であった
『あいつは熊野じゃけん、しょうがないじゃろ』と先生も言っていたぐらいだ


広島市のベットタウンとしても栄えていたから、意外と熊野人は多かった
当時何度か遊びに行ったことがあるが、町歩きはしたことが無い
歴史ある町である為、いろいろツッコミどころがあるかと思い歩いてみることにした

まずは筆の里工房からお邪魔しましょう


筆の里は筆をテーマにした博物館で筆に関して多くのことを語っている
まぁ、博物館だから筆に関係ないと思われる彫刻もあったり
達筆すぎて読めない石碑とかもありました


















『筆と出逢って文字は美しくなった』
まさにその通りです!
あもんは筆で書くと文字が醜くなってしまいますがw







熊野筆が全国で有名になったのはこの化粧筆のおかげだと思われます
女性の心を掴めば有名になれるというセオリーはその通りで
高級化粧用品としておみやげでも売られていますよ
狙っている女性がいる方は是非、このおみやげでアタックしてみてください









熊野筆は日本の伝統工芸として認定されているので筆司と言われる職人がいます
筆司はこの町に1500人もいるというから驚きですよね
無論、筆司によって仕上がりが違うと思われますが、あもんには違いが分かりません




試筆コーナーがありました



ここで違いを確かめてみましょう







『筆と出逢ってあもんの文字も美しくなった』かな?



ふでりん?なんだ?子供ターゲットの作品ですか?



筆の深い良さが分からなくても、筆文字には芸術性があると言うことぐらいは感じています
解読は出来ませんが、見ると落ち着きますよね




筆は何も日本だけのものではなくポップアート的に描けば外国の方々も受け容れ易いみたい



Tシャツやバックなどもあり、熊野町さんは本気です!







博物館らしく筆と筆司について勉強になります
自ら調べないと分からなかった知識がここには多くあります
ふむふむ。筆について勉強になったところで博物館を出ましょう

あれ?さっきの、ふでりんがいるやん!




『いっしょに遊ぼうりん♪』
ふでりんだけにりん語で話すのですねw

熊野町観光大使 ふでりん
そうかー最近増殖が激しいゆるキャラが熊野にもいたのかーー
知らんかったw




なにーーふでりんミュージアムだと!!
これは面白そう!!行こう!

ということで、思わぬ収穫があったところで
続きますw