いのり幼い頃街角で見かけた被爆者の傷くだらないこだわりで目を背けていた背負わされたリュックが重かったのは無関心を植えつけていた自分の弱さだと気付いたたったひとつの祈りが世界を変えられると強く感じたのは七十五年は草木が生えないと言われたその秋にガレキの隅に一輪の花が咲いた事実を知ったから祈りを結ぼう恒久と平和を結びつけるために