そこにあるものを
見ていたら
ずっと見ていたら
新しい日本語が
生まれた
逢にあるもの
何の因果か知らないけれど
この地でこの人と逢うことは決まっていた
運命の糸は無数に張りめぐらせていて
切れない程度で細長く繋がっている
常に手をつなぐのは照れ臭く飽きちゃうから
『何年ぶりだね~』というセリフで安心する
どうしているのかなと想う気持ちが大切で
目の前にいなくても糸は決して切れていない
人は皆
隣にいる人にクエスチョンマークがついた時
自然と隣にいた友人に逢いに向かっているのである
因・運・糸・繋
此処ニ有リ