『ありがた涙』 を 詠む | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

2009年5月1日 その②
あもんは未だ広島の宝物の前で佇んでいる

 

あもん ザ・ワールド

 

あもん ザ・ワールド

 

 


あもんは佇んでいたい場所ではコーヒーを飲む
一服する
詩を綴る
そして、音楽を聴く
目の前で上映している地球と言う名の映画には
お気に入りのバックミュージックを流すんだ



レミオロメン 『太陽の下』


 

 

 

 

 

 

 

 





そうだ
泣くんじゃない
もっと 笑うんだ‥
と思いつつ
なぜか 涙が出た‥





あもんはこの時、5年前のことを思い出していた



ココロもカラダも疲れていた5年前のこの頃
一年間封印していた旅を解禁し
八重山諸島波照間島のニシバマというビーチで海を眺めていたんだ

 

 

 

あもん ザ・ワールド

 

 

 


あもんはベタすぎるこの唄を聴いたんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


なぜか 涙が出た‥



あもんはこの時に綴った詩を 
またここで 詠んだ



あもん詩集~島国からの贈物~より

 

 

 
『ありがた涙』
 

ある詩人が想いをことばにして

ある音律師がことばを漂わせ

ある歌唄いがことばを奏でた

この想いを伝えるために

 

いつまでもたたずんでいたいこの浜で

見たことのなかった青色スクリーンの前に座し

この歌を聴する旅人がいる

詩人の本当の想いを知る由もない旅人

だけど旅人の想いはこの歌と合致した

 

そこで流れた一粒の涙

溢れだす旅人の想い

 

悲しいわけじゃない

くやしいわけでもない

ただ ここに来てよかった

この景色に出会ってよかった

この歌をここで聴けてよかった

これまでがんばってきてよかった

これまで生きてきてよかった

 

旅人は伝わったという

ありがた涙を流していた

 

伝わるということの美しさ

伝えるということの必要さ

いつまでも忘れない



あもんは
こうして
詩を楽しむ



ことばは決して漂流などしない



2時間以上佇んでいただろうか
空が優しくなってきた
優しい空により島々は黄金色に輝き始める
しかし今日の太陽さんは隣の山の向こうに隠れるみたいだ
うっすら輝いた島影をずっと眺めていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あもん ザ・ワールド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あもん ザ・ワールド
あもん ザ・ワールド
あもん ザ・ワールド

 

 

 

 

 


さて
帰ろう‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あもん ザ・ワールド

 

 

 


もう一度言う
ここは
瀬戸内海の島 倉橋島のたった標高409m山 火山
駐車場から徒歩10分のところである
誰もが夢見る巨峰ではない