フュージョン KOH+ | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

魔人ブウの前に立ちはだかった悟空は失敗をした
「しっしまったあ‥~!!」
最後の手段と思われていた悟飯とのフュージョン
スキつかれ悟飯はブウに吸収されてしまったのだ
あせって辺りを見回したがドラゴン戦士はいない‥
唯一近くにいたのは「ミスターサタン」だった↧
「だれか オラとフュージョンできるやつはいないのか!!」




時空は流れ
人間界島国日本 
時は2008年

ひとつ屋根の下で研修医ながら家族を見守る「ちぃにいちゃん」
与那国島でコトー先生に尽くしていた「あやかさん」
サイヤ人ではない2人が
ついにフュージョンに成功した

KOH+『最愛』

愛の上に最をつける
もっともな愛
その「ことのは」を解析しようとあもんは福山君に問いかけてみた

「この唄は愛の上に最をつけられていますよね。愛の最上級の歌なんでしょうか?それとも最も大切なものが愛なのでしょうか?僕は愛を探しているんです。探すなら最高なものを探したいじゃないですか。でも時々探しながら思うんです。愛にランキングがあるのでしょうか?親子や夫婦の愛が本当の愛とか不倫や風俗には愛が存在しないとかよく世間様はおっしゃりますが、その答えはあっているのでしょか?僕は一期一会にも愛があるような気もするし、一生会うことの無いかもしれないネット先の人々へも愛はあるような気もするし、そんな考えを持っている僕はおかしいのでしょうか?」

無口な福山君はこう答えた
「実におもしろい」

「‥‥‥それでは、愛っていう言葉はいったい誰が考えたと思います?福山君は“物事には原因があるから結果がある”とおっしゃっていますよね。その理論から言うと“愛”という結果の原因は“恋”というものなのでしょうか?愛ってそんな単純なものなのでしょうか?そもそも“恋”というのも全くもって風のような存在で強い時もあれば無風な時もある。一生懸命つかもうとするけど目に見えるものではないからさ迷ってしまうんですよね。だから今度、愛を物理学的に証明してみようと思うんですけど、どう思われますか?」

無口な福山君はまた、こう答えた
「実におもしろい」

「‥‥‥それでは、最後にもうひとつお聞きします。この“最愛”という歌は“再愛”を伝えようとしたのですか?」

無口な福山君はその質問には答えてくれなかった

代わりにコウさんがこの歌を歌ってくれた



愛さなくていいから
ここから見守ってる
強がっているんだよ
でも繋がっていたいんだよ
あなたがまだ好きだから

いつか生命の旅
終わるその時も
祈るでしょう
あなたの憧れた
「あなた」であることを
その笑顔を 幸せを



人間界のフュージョンは『愛』を解析する能力を手に入れることができる

「あっ コウさんコウさん。孫悟空って2人も子供を作ったじゃないですか?悟空にとっての愛ってなんなのでしょうか?そもそもサイヤ人に愛という感情はあるのでしょうか?」

コウさんはクスっとしながら無口に帰っていった‥