女性の先輩 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

神様は何故 男と女を創ったのだろう

アダムとイブは何故 恋をしたのだろう

男と女がいる限り終わらないラブストーリー

喜怒哀楽はラブストーリーに欠かせないスパイス

みんなスパイスもっているもん

みんなイズムもっているもん

みんなハッピーほしいもん

 

 

あもんが独断と偏見で語るこの女性論

決して参考にしないでください

 

 

主張します!「女性の先輩」

 

 

 

 

 

 

僕が高校の頃のお姉さんたちは

長い髪を茶色に染め、真っ赤なくちびるに

くるぶしまである長いスカート

一見ツンとした表情の中にある優しい微笑みが美しかった

 

 

シャイなチェリーあもんは話しかけることは到底できず

遠くで見つめていた淡い思い出

付き合いたいとか好きだとかそんな感情は無かったのだろう

ただ「美しい人」を眺めるだけで

「女性って美しいものなのだ」と異性というものを意識し始めた時期なのかもしれない

 

 

そんな80年代後半には僕にとっての「姉さん」がたくさんいた

SHOWYA姉さん、PERSONS姉さん、バービーボーイズの杏子姉さんなどなど

ロックブームの中に負けじとファイヤーしていた姉さんたち

決してBOWWYZIGGYにも負けてはいなかった

チェリーあもんはいつしか「理想の女性」は「美しいお姉さん」となっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は過ぎ

ロックブームが去り

「妹系」の甘い声がこだましていく時代となっていった

時とともにあもんも年を重ねていった

 

 

 

 

 

 

「あやや」にアロハロ~と答え

ミニモ二じゃんけんを覚えて

「しょこたん語」を必死に辞書で調べていた時代が終わり

 

 

 

 

ふと僕は思ったんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最近、姉さんがいない‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の姉さんは誰だろう?

「相川姉さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「女子ロック」にも姉さんはいない

椎名林檎だって、土屋アンナだって、上木彩だって

姉さんではない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたりまえである‥

あもんはもうおっさんなのだから‥

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、姉さんがいなくても

立派に生きていかなければいけない

 

2009年1月記 あもん御年34歳