こんばんは、酔っ払い管理人です。
今年に入ってから、もう3回も東京~佐賀を往復する生活です。
しかも、佐賀に行ってから必ず2~4泊はするという、出張生活で少々身体にガタがきています・・・。
そんななかで、仕事終わりに現地センターの職員から地元の居酒屋へ連れて行ってもらいました。
現地センターの職員といっても、名古屋出身の長期出張みたいなもんで、現地の人ではないんだけどね。
まぁ、そんな感じで、佐賀駅から徒歩5分ほどのところにある、「福香八」というお店にGO!
適当にお任せで料理は運ばれてきました。
しかし、あまり良い酒が置いていない・・・。
ビールもアサヒで、乾杯は焼酎を頂いたのですが、「黒霧島
」でした。
まぁ、悪い酒ではないのですが、そんなにはしゃぐほどのことでもないので、普通にのんでいたところ、現地の職員から、お勧めの酒がある! ちゅうわけでもらった酒がこいつ!
福岡県久留米市にある、朝凪酒造というところの焼酎です。
いわゆる粕取り焼酎なのですが、大吟醸酒に使用した酒粕、大吟醸かすを使っての醸造になるので、どれだけ米の味が残っているのか、めちゃめちゃ楽しみです。
香りは胸をすくようなみずみずしく芳醇な、正に吟醸香が立ち上っています。
一口呑んでみた。
コツン! と少し高めのアルコール度が軽いジャブのように小さく鼻をついたかとおもうと、米の甘味と透き通るような仕込み水の旨さが口中全体に広がります。
そして、ほんとうに潔いほどのキレで、余韻を残さず消えていきます。
焼酎なのに、吟醸酒のよう。
例えるなら「甘露の滴」といったところでしょうか。
もっとストレートにするならば、「度数の高い日本酒」。
この世のものとは思えない絶品です。
粕取り焼酎といえば、久保田の朝日酒造が造った「蔵人秘伝 」や「吟香露 」といった焼酎がありますが、大吟醸粕をふんだんにつかったこの酒は、正に粕取りの最高峰でしょう。確か、蔵人秘伝でも、アルコール度の高い日本酒なんて表現しましたが、この久保山のほうに相応しい表現です。
いやぁ、こんな旨い酒だしてもらって、いい気分でした。
しかも、佐賀の人ってみなさん気さくないい人ばっかで、ホテル暮らしの同僚に、おでんをタッパーに入れて持たせてくれました。
次の日に返しにいったのですが、私達の出身からなにから覚えていてくださいまして、ほんと温かい出張を味わえたと思います。
いや、これで最後じゃないので、これからもまた佐賀行きますから、寄らせていただきます。
よろしくお願いしますね。