今週の月曜ですが、いつものBARに行ってきました。
日曜、キックボクシングの帰りに、“ファイティングカフェ コロッセオ”なるところで飲んだジン・トニックが不発で、口直しの為です。
ま、いっぱいではすまないので、いろいろオーダーしてみました。
そのうちのひとつに、結構柔らかく上品に仕上がっているモルトがありました。
ブレアソール12年
香りはフレッシュで、爽快なライトボディの飲み口。
喉ごしはスムーズ。
キックでかすかにスパイシーな辛口の余韻が印象的でした。
ラフロイグがじゃじゃ馬だったら、ブレアソールは下町のお嬢さんってところですかね。
マスターに聞いたところでは、ベルスコッチのキーモルトだそうです。
以下、薀蓄。
1798年設立―スコットランド最古の蒸留所のひとつ。
1826年に再開され、以来、ベルスコッチのキーモルトとして有名です。
その蒸留所は美しく、ハイランドのリゾート地として知られる「ピトロッホリー」の近くにあり、毎年3万人以上の観光客が訪れています。この町は、かつて夏目漱石がロンドン留学中に保養に訪れた場所でもあります。
山から蒸留所に流れる小川は、「アルト・ダワー・バーン」と呼ばれ、最も清冽でクリスタルのようと称されるほどの名水。「アルト・ダワー・バーン」とはゲール語で「カワウソが住む小川」という意味ですが、これにちなみボトルのラベルにはカワウソの絵が描かれている。
うーん、久々に解説調の薀蓄になっちまったい。
でも、この物語が酒の味の深みを増してると思うのは私だけでしょうか?
物語あっても、まずかったら飲まないけどね。