応子の部屋~卒業生インタビュー VOL5 磯貝和美さん
VOL4 SHさん
卒業生インタビュー VOL5
磯貝和美さん【奈良】
木村:今日は、よろしくお願いいたします。
まずは、磯貝さんの今のお仕事について教えてください。
磯貝さん(以下磯貝):肩書は「接遇コンサルタント」で、企業やサービス業の従業員さんを
対象にマナーやコミュニケーションを中心とした研修を行っています。
木村:マナーやコミュニケーションの研修をされるなかで、なぜカラーの勉強をしようと
思ったのですか。
磯貝:数年前からカラーをやっている人と関わることが増えて、その中で色彩心理の話を聞き
興味をもちました。昨年末に何か新しい勉強をしたいと思い、ずっと興味のあった「色彩」、
そのなかでも仕事に活かせる色彩心理を学びたいと思いました。
木村:たくさんある色彩心理、カラーセラピーのなかで、なぜエアミストを選びましたか。
磯貝:木村先生のブログを以前から拝見していたのですが、エアミストの7本の
ボトルをみて「キレイ!」と思いました。ただそのときはこれが色彩心理に関わる
ものだとはわからずに、「これってどんなのですか」と先生に聞いたら「これは
人間関係やコミュニケーションに特化したカラーシステムだから、あなたの仕事に
活かせるんじゃない?」と言われ、まずはここから始めてみようと思いました。
木村:実際に勉強されて、いかがでしたか。
またそれをお仕事、研修にどんな風に活かせそうだと思いますか。
磯貝:自分自身が驚いたのは、色の知識がほぼゼロの状態で選んだボトルなのに
こんなにも気持ちが表れるんだということでした。そして、今の自分に納得のいく
結果を表わしていて、自分で感じていたことの再認識ができたことでした。
研修では自己分析のツールが欲しいと以前から思っていたのですが、色彩心理を
そこに使いたいと考えていました。
木村:私もさまざまな企業の色彩研修に関わるうえで、以前はパーソナルカラーで
第一印象をよくしましょうとかコーディネートの提案といった、どちらかというと
外側の色というのが多かったのですが、今は色彩心理を取り入れた研修も増えています。
磯貝さんは、新たなアプローチで研修に活かされると思いますが、どのようにお考えですか。
磯貝:弊社でもパーソナルカラーを受けることもあるのですが、受講生・従業員自身が
自分の仕事に前向きに取り組むには何が必要なのか、これからの人生をどんなふうに
歩んでいくのかということにスポットをあてたいと思っています。目の前の受講生が
自分の可能性に気づくためのツールとして、色彩心理を活用したいと考えています。
木村:今までいろいろなツールを使って自己分析をされてきたと思いますが、
今までの方法と色彩を使って行うのにはどんな違いがあるのでしょう。
磯貝:私の研修で一番大事にしているのが「楽しい中に学びがある」ということなんです。
今までもたくさんの自己分析法をやってきましたが、難しい文字が並んだものを読んで
考えて答えていくというものではなく、日常に活かせる、楽しく学ぶために何が必要かと
考えました。そのときに色彩がよいのではないかと思い、特に若い世代には受け入れやすい
かなと考えています。
木村:身近なツールである色彩は、それが浅いというのではなく、楽しく入りやすい部分と、
それでいて自分の深い部分を見ていくという体験が伴うのはいいツールなのかなと思いますが、
色彩を使って、今後の研修にどう活かしていきたいですか?色彩の観点から考える研修は?
磯貝:マナーでもコミュニケーションの研修でも自己分析のひとつに取り入れていきたいと
思っています。また、これから一般の方を対象にした講座を行っていきたいと思っています。
人間関係に悩んでいる方もたくさんいらっしゃるので、他人に目を向ける前に、自分の内面を
知るという入口のツールとして使っていけたらいいな、と思っています。
木村:ここで学ばれていかがでしたか?
磯貝:まずは先生がいろんな分野の勉強、研究をされてきた結果、プロの目線で厳選した
ものを提供されていることに価値があると思いました。そして、勉強会などのフォローが
充実していることが魅力的だと思います。私も教える立場として一番大事なのは「後追い」
だと思っていますので、こういったフォローはとても大切な時間だと、今日、勉強会に
参加して強く思いました。
木村:ここで学ばれる方はカラーセラピストになりたい、自分でサロンを開きたいという
カラーをメインに考えて勉強される方が多くいらっしゃいます。
磯貝さんのように何か軸があって、プラスアルファとして色彩を学ばれるという方は、
色彩をどういう風に自分の仕事に活かせるのだろうと思われている方も多いと思うのですが、
そういった方たちにメッセージを。
磯貝:私も自分の仕事にすぐに色彩を活かそうと決められたわけではなかったので、
先生に相談しました。自分で考えてもなかなか答えがみつからないので、まずは相談し、
プロの目線でいろいろなアドバイスを受けたらいいと思います。
「訊く」という第一歩を踏みだし、そこから「学ぶ」という行動に移していければいいと思います。
色を深く学んで、色彩のプロになるという道もあると思いますし、私のようにひとつの
エッセンスとして活用できるのも色彩の魅力かと思います。
まずは気軽に何か受けてみてはいかがでしょうか。
磯貝和美さん
アモエニタスでの受講歴:エアミスト 他
(インタビュー2010年2月)
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卒業生インタビュー5回目は、磯貝和美さんでした。
磯貝和美さん(以下いそっち)、ありがとうございました。
いそっちと初めて会ったのは、おそらく7年ぐらい前、、、
大阪の研修会場のトイレでことばを交わしたときだったと思います。
あれからあれよあれよというまに会社を立ち上げ、
今や全国を駆け回る接遇コンサルタント。
私もかなりやることは早いと思いますが、
いそっちも早い。
この原稿をメールで送ってから、数分後には返事がきました。
「そんなに頑張らなくてもーーー」と思うぐらいの頑張り屋さん。
「そんなにココロを砕かなくてもーーーー」とときどき思う。
すごい頑張り屋さんで、
すごく繊細で、それでいて大胆で、
すごくしっかりしているのに(いそうで)、結構すっとぼけてて
そんないそっちだからこそ、全国にたくさんのファンがいるのだと思います。
次回、「応子の部屋」は、NOさんです
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