花火 177 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「櫻井くん、良かったらここで寝てね」


風呂から出たら、相葉さんがベッドを指さしながら言う。


「え、相葉さんは?」


「来客用の布団とか無くてさ、ごめんね」


「だから、相葉さんはどこで寝るの?」


「僕はココで寝るから」


「ダメだよ」


毛布が1枚置かれたソファ。そんなところで寝たら風邪ひくじゃんって、速攻でダメ出しした。



「俺がソファで寝るから、相葉さんはちゃんとベッドで寝て」


「え……ダメだよ。櫻井くんはお客様なんだから……


相葉さんの言葉に口を尖らせた。

さっきから『お客様』って言うのが、気に入らねぇ。

いや、相葉さんの気持ちもわかるんだけどさ……



「俺は、お客様じゃねぇ……トモダチだろ」


…………


……なんなら、カレシの座を狙ってますけど」


……え、と……


困った顔の相葉さんに、ニヤリと笑ってみせる。

困ってるけど、拒絶じゃないって分かるから、今はそれだけでいい。



「一緒に寝よって言いたいとこだけど、俺、めちゃくちゃ寝相悪いからさ。多分、相葉さんのこと蹴り落としちゃうから、俺がソファで寝るわ。

ベッドで寝てても、起きたら床で寝てるとかザラにあるからさ。相葉さんはいつもちゃんとベッドで寝てるんだろ?慣れない事すると良くないし、明日、車も運転して貰うしさ」


それじゃ、おやすみって、さっさと毛布をかぶってソファに横になる。



「櫻井くん……


「さっさと風呂、行ってこいよ。明日は早起きすんぞ」


……


まだ困った顔で俺を見ている相葉さんを見上げる。


「なに?ベッドで一緒がいいの?」


「ち、違うよ!お風呂入ってくる!おやすみ!」


慌てて風呂場に消える背中を見送って、さっきと逆じゃんって、毛布にくるまって笑う。



「『カレシ』かぁ……


ひとりで呟いて、唇に触れる。

さっきのは、きっと相葉さんは覚えてないだろうからノーカウントだけど……


「やばい……


オトナのキスって、あんななのか。

あんなキスを俺だけって思ってしてくれたら……


「それだけで白メシ3杯は余裕でイケるな、うん」


恥ずかしくなってふざけてそう言ったのに、身体の熱はおさまらなくて、仕方なく立ち上がる。



コップに水を汲んで、一気に飲み干してから、相葉さんの部屋を見渡した。


キレイっていうより、殺風景な部屋。

ここでひとり、どんな気持ちで過ごしてきたんだろう。



『僕』

『俺』

『ボク』


まだ俺の知らない相葉さんがいるんだろうか。


もう一度コップに水を汲んで、ひとくち飲んでからシンクにもたれてため息をついた。