WONDER-LOVE 5 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「首輪って……


さっきの会話を思い出して、苦笑する。

まさかホントに首輪を持ってきたわけじゃないだろうけど。


「ん……おおの、さ……


塞がれた唇が離れた隙に話そうとするけど、またすぐに塞がれる。


普段はふにゃんとしてて、そんなとこ全然見せないのに。

突然オトコに切り替わるスイッチは、どこにあるんだろ。


キスの最中に突然手を強く握られて、驚いて身体を引いた。



「ごめん」


ようやく離れた唇が、そう言って綺麗にカーブを描いて上がる。

だけど、俺の左手は強く握られたまま。



……痛いんですけど、手」


「あぁ、悪ぃ」


「だから、痛いって……


まだ俺の手を握ったままで、大野さんがポケットから何かを取り出した。



「さすがにホンモノの首輪つけて、繋いでおくわけにはいかねぇからさ」


……ちょ……


なにしてんのって言葉は、声にならなかった。


するりと左手の薬指に滑り込んだ冷たい感触に、心臓がぎゅうって音を立てて縮こまって、そこからまた一気に弾けるように動き出した。



「おおの、さん……


「お前は、俺のモンだからな」


「大野さん、なんで……


「ずっと渡そうと思ってたんだよ。けど、なんか……恥ずかしいじゃんか、改まってこういうのさ……


ぽりぽりと首の後ろを掻いて、ふにゃんって笑う。ちょっとヨレたTシャツと緩いスウェットに、まぁるくなった背中。



「ホントはちゃんとビシッと決めるつもりだったんだけど……お前帰って来んの、遅ぇんだもん」


……てか、マジでもう少し気ぃ遣えや!!部屋着にしたってもうちょっとマシなのあんだろ?!」


目頭が熱くなるのを誤魔化して、文句を言いながら笑う。

ホントに、素直じゃない、俺。



「んふふ。いいじゃん、別に。今さらだろ」


「そんなんだから、モテないんだよ」


「モテる必要ねぇだろ。お前しか要らねぇもん」


『ん』って差し出された箱の中には、ぽつんとひとつ残された片割れの指輪。

それをそっと持ち上げて、手のひらの上に置いた。



「ホントに、いつから持ってたの……黄ばんでるじゃん、箱」


「んふふ、いつからかなぁ」


だいぶ前だよなぁって、笑っている大野さんの左手をそっと引き寄せて、薬指に指輪を滑らせた。



俺の大好きな、綺麗な手。

俺のことを好きだって伝えてくれる、手。

その手に、お揃いの指輪が光る。


こんなもの無くたっていいって思ってた。

こんなのに縛られるなんて、くだらないって思ってた。



「お前は一生、俺のモンだからな」


左手を繋いで、大野さんが優しく微笑む。


「バカじゃないの……一生とか」


俺の言葉に、大野さんが口を尖らせた。

繋がれていない右手で、大野さんの頬に触れる。



……永遠に、だよ」


「へ?」



なんでだろう。

アナタを想う気持ちだけは、ずっと変わらないって自信があるんだ。



「『一生』なんかじゃ、全然足りないんだよ」



ニヤリと笑ってみせてから、大野さんの顔を引き寄せて、そっと唇を重ねた。