花火 174 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「相葉さんさ……明日ってか、もう今日か……

今日って暇?」


あっつ!うっま!って、冷凍ご飯で作った雑炊を食べながら櫻井くんが僕を見上げる。


「特に予定はないけど……


休みの日に予定があることなんて、ない。



「車、持ってんだよね?」


さっき、鍵持ってたよね?って櫻井くんが首を傾げた。


「うん。一応、あるよ」


「じゃあさ、付き合ってよ、俺に。連れて行って欲しいとこ、あるんだ」


……わかった」


さっきのお詫び、って訳じゃないけど……断る理由もないしなって頷けば、嬉しそうに笑って、また雑炊を掻き込む。



「はー!美味かった!ご馳走様でした!」


「櫻井くん、お風呂どうぞ。お皿は僕が洗うから、そこに置いておいて?お風呂場にタオルと新しい下着出してあるからね」


「でも……


「櫻井くんは、お客様なんだからさ。それに僕、さっきまで寝てたから、やたらと元気だし……


困った顔で僕をじっと見つめている櫻井くんに、ニヤリと笑ってみせる。


「それとも、一緒に入る?」


「は……はぁ?!入らねぇし!!!


ばっかじゃねぇの!って叫んで真っ赤になる、思った通りの櫻井くんの反応に吹き出した。



「トイレだし!」


ふたつ並んだドアのひとつを開けて、櫻井くんがそう叫んで、僕はまた笑う。

そんな僕を睨みながら振り返って、左側のドアを開けた櫻井くんが、お風呂先にいただきますっ!って叫んでからドアを閉めるから、僕はまた吹き出した。


「ほんっとに真面目なんだよなぁ」


櫻井くんが使った食器と鍋を洗いながら、そう呟いて笑う。



ほら、やっぱり。


櫻井くんといると、僕は笑えるんだ。

さっきまであんなに、心が痛くて苦しかったのに。



ぎゅ、とスポンジを握って、出てきた泡をじっと見つめる。


この泡みたいに、全部流せればいいのに。

僕の汚いところ、全部、洗い流せたらいいのに。


「そんなこと、出来るわけない、か……


流れていく泡を見つめて、ため息をついた。



けど、居てくれたじゃん。

僕が離さなかっただけじゃないの?


寝てる間に帰らなかったじゃん。

もう終電が無くなっちゃったからじゃないの?



「あぁもう……


あと少しだけって思ったのに。

櫻井くんにそばにいて欲しいって、思ってしまう気持ちを止められない。



『言うのはタダだよ』

『言ってみりゃいいじゃん。言うだけなら損しないでしょ』


ニヤリと笑ったカズの顔を思い出して、空中を睨む。



「そんな簡単に言えるわけないじゃん……


何回目かの大きなため息をついて、シンクの端っこにつかまってしゃがみ込んだ。