花火 135 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「潤くん、久しぶり。元気?」


『うん、元気!ご飯もたくさん食べてるよ!』


「今日はカレーライスでしょ?」


『うん!にぃがね、昼もカレーだったのに!って言ってたけど、僕はお昼も夜もカレーでいいの。カレー大好きなの。雅紀せんせーは?カレー好き?』


「うん。僕もカレー好きだよ」


『さっきね、にぃが僕のトマト食べちゃったんだよ。僕ね、赤いのと黄色いの両方好きなの。にぃはね、トマトだぁーい好きなんだって。雅紀せんせーはトマトも好き?』


……うん、そうだね……トマトも好き、だよ」


潤くんの後ろで、トマト大好きだぞーって言ってる櫻井くんの声が聞こえて、またココロがぎゅうってした。



『雅紀せんせーはさ、ご飯作れる?』


突然、小さな声で言われて、電話を当てていない方の耳を手で塞いだ。


「え?」


『にぃはさ、ご飯作れないんだよ。チンするのとか、お湯入れるのはできるんだけどね?

だからさ、にぃのお嫁さんになる人はちゃんとご飯が作れる人じゃないとさ……にぃ、ご飯食べられなくて困っちゃうからさ……


潤くんの言葉が、次々とココロの柔らかいところにぶつかって、その度にちくちくと痛む。


だって、僕は……



『ねぇねぇ、今度のおはなし会、いつ?』


「え?あぁ、えっとね……127日かな」


『わかった!にぃのお誕生日のちょっとあとだ!じゃあね、雅紀せんせー!ばいばーい!』


「あ、うん……またね」


コロコロと変わる話題に驚いていたら、満足したらしい潤くんが電話口からいなくなった。



今日は、僕もカレーにしよう。

めんどくさいから、レトルトのでいいや。

カートを押して歩き出す。


無音になったスマホをまだ耳に当てたままでいたら、ガサガサと音がして、少し慌てた櫻井くんの声が聞こえた。



『もしもし?あ!潤!ちゃんと噛めよ!』


「もしもし?櫻井くん?」


『あいつ、なんか変な事言ってなかった?』


「え?」


『話題もあっちこっち飛ぶしさ……付き合ってくれて、ありがとう』


「にぃはご飯作れないって言ってたよ」


『あー、うん。何回かチャレンジは、した』


「チャレンジはしたんだ?」


『諸々の状況を分析した結果、危険だと判断致しました』


突然、真面目な口調になる櫻井くんに吹き出した。



『あ、やばい。潤が寝そう。おーい、潤!まだ飯終わってねぇぞ』


「櫻井くん、潤くんのことしてあげて」


『うん、ありがとう。それじゃ、また明日』


「うん。また明日」


『また』って、自然に言える自分に口元が緩んで、スマホをポケットに突っ込んでから、くるりとカートの向きを変えた。



「これも、買おう」


さっき入れた赤いミニトマトのパックの横に、黄色いミニトマトのパックをそっと置いた。