let me down #87 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
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しょーちゃんは黙ったまま、俺の方も見ないまま車を走らせる。

信号待ちで、左手をハンドルから離して、指で唇をとんとん叩く。

なにか、考えてる時の癖。


話しかけていいのか迷って、窓の外に視線を移した。



久しぶりのお泊まりなのに。なんでこんな空気になってるんだろ。

なんか怒ってる?とか聞いたら、余計機嫌が悪くなりそうだし……

しょーちゃんに聞こえないように、小さくため息をついた。



しょーちゃんが動いた気配がして、脚の上に置いていた右手にしょーちゃんの左手が重なった。

びっくりして振り返っても、しょーちゃんは前を向いたまま。


手を返して指を絡めたら、しょーちゃんも指にぎゅって力を入れて握り返してくる。



怒ってるわけじゃないのかな……


しょーちゃんの横顔をじっと見つめる。




「見すぎ」


「しょーちゃんは、見なさすぎ」



二人で同時にぷって、吹き出した。




「なんか買っていかなくていいの?」


「買ってある」


その言葉に、しょーちゃんも楽しみにしていてくれたのかなって、ちょっと嬉しくなる。



それでも無言のまま、車はしょーちゃんのマンションの駐車場に滑り込んで、しょーちゃんの手が俺の手から離れて、ギアをパーキングに入れた。



「「……」」



エンジンを止めて……なのに、しょーちゃんは前を向いたまま。

俺も自分の脚の上に置いた手を見つめたまま。



ふと、顔をあげたら、絡まる視線。



無言のまま、唇が重なる。

何度も離れては重なる唇。



「しょ……


「行こう」


低く囁いて、しょーちゃんがドアを開けた。