Summer Splash! 64 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




「嫌なこと思い出させてごめん」


「うううん。その時は怖かったけど、もう平気」


雅紀の手が俺のTシャツの裾を掴んだ。

まだ少し、震えている手。


男にも女にも、いい思い出はないのか……そりゃ、恋愛が出来ないってなってもおかしくはないか。

そんな雅紀を護ってやりたいって思うのは、取り立てて変な感情って訳じゃねぇよな?

大野くんだって、きっとそうだ。

父親みたいな、兄貴みたいな、そんな気持ち……だろ?



「散歩、行くんだろ?」


……うん」


こつんって、おでこを俺の肩にくっつけた雅紀の髪の毛をそっと撫でる。

雅紀の手がTシャツの裾から離れて、俺の背中に移動した。



「俺、やっぱり……しょーちゃんがいい」


「そう言ってもらえるのは嬉しいけどさ……焦っても仕方ないからさ……


いろんなことをゆっくり考えていこうって俺の言葉に、おでこをくっつけたまま、くふふふふふって笑う。




「しょーちゃん、マジメ!」


この状況って『すえぜん』じゃないの?って、俺を見上げて笑う。



馬鹿だろ!おまえ!」


ぺちって頭を叩いたら、あひゃひゃ!って笑って、ベッドから飛び降りた。




「しょーちゃん!早くお散歩行こ!」


パジャマがわりのTシャツと短パンの上に、パーカーを羽織って雅紀が笑う。



「おう」


俺もベッドから降りて、パーカーを羽織る。

俺のさっきのドキドキは何だったんだ!って思いながらも、楽しそうな笑顔にちょっとほっとした。




「わ、涼しいな!」


ドアを開けたら、思いの外、気温が低くて驚いた。


「すぐ暑くなっちゃうけどね」


いこいこ!って歩き出した地面の草に、朝露が光る。



「足元、滑るぞ」


「うん……?」


差し出した俺の手を見て、首をかしげてから、ふわっと笑う。



無言のまま、そっと重ねられた手をぎゅって握って、雅紀が指さす方に並んで歩き始めた。