そらとひまわりのふたりが、ビニールの袋をガサガサしたり、箱を太鼓みたいに叩いたりしてる。
小さいけど、一生懸命考えて、色々してるんだなぁって思ったら本当に愛おしくて。
しょーちゃんが、黄色い馬の箱を開けて、潤くんがひまわりを抱っこした。
ひまわりはお母さんに似て美人さんだなって、潤くんが言ったら、しょーちゃんが、赤ちゃんが雅紀に似ていたら、小さい頃の雅紀が見れるんだぜ!とか言っているのが聞こえて、潤くんの目がまぁるくなっていた。
しょーちゃんってさ、頭いいくせに、たまーに周りの人がどうしちゃったの?ってビックリするようなこと言うんだよね。
聞いてるこっちが恥ずかしいんだけど…
うん、でもね。
おれも赤ちゃんはしょーちゃんに似て欲しいなって思ってるんだよ。
かっこよくて、可愛くて、優しくて、努力家で、頭も良くて…
けど、絶対に人のこと馬鹿にしたりしない。
本当に心から尊敬できる人。
「翔さんって、マジでまぁにベタ惚れだよな」
聞こえてきた潤くんの声に、顔がぶわぁって熱くなった。
しょーちゃんを見たら、すんごく優しく笑ってるから、またまた顔があっつくなっちゃう。
隣でにのが、くくって笑う。
もぉ!マジで恥ずかしい!
「ひまわりー、今、おじちゃんがお馬さん大きくしてやるからなー」
なにやらご機嫌なしょーちゃんが、ノリノリで黄色い馬に空気を入れ始めた。