let me down #68 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



鈴ちゃんの車を見送って、隣に停められていた見慣れた車を見遣ってから、しょーちゃんに向き直る。



「帰国して、そのまんま運転してきたの?」


「早くしないと、ダメだって思ったんだよ」



話したいことがあるって、言っただろ?って、口を尖らせたしょーちゃんに、小さくため息をついてエントランスのロックを解除した。


無言のまま、部屋へ向かう。




「どうぞ」


「お邪魔しまーす」



やっとしょーちゃんのアトが消えた部屋に、またしょーちゃんを招き入れるなんて、なんの罰ゲームだよ。




「お茶でいい?」


「話したらすぐ帰るから」



声のトーンを下げたしょーちゃんに、促されるまま、対面に座った。




「雅紀」


……なに」


「この間は、本当にごめん」



ぎゅって、手を握りしめた。

そんなの、聞きたくない。




「ごめんって、なに?」


え?って、顔を上げたしょーちゃんを真っ直ぐ見て、口の右側だけ上げて、笑う。




「俺が誘ったんだし、お互い気持ちよかったんだからそれで良くない?」



しょーちゃんが、俺を睨んだ。

なんだっていうんだよ。

それが、全てだろ?

謝るってことは、そういうことなんだろ?




「俺の話、ちゃんと聞いて」


「聞いてるじゃん」



お願いだからもう、終わりにしようよ。

握りしめた手が、震える。




……あのさ……


しょーちゃんが、口を開いた。




「あの日、お前を抱いたのは、酔ってたからじゃない」


そもそも、酔うほど飲んでねぇし、それは、お前もだろ?って言われて、何も言えずに俯いた。




「魔がさしたわけでも、雰囲気に流されたわけでも、ない




だったら、なに?




「俺の意志で、抱いた。


   ……だから、ごめん……




しょーちゃんの『ごめん』が、砕け散ったガラスみたいに俺のココロのあちこちに、深く突き刺さった。