空高く 105 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




雅紀をいたく気に入った様子の母さんから、なんとか、雅紀を引き離して、目を覚ましてずっと雅紀に、へばりついてた翼もひっぺがして、家まで送るって、外に出た。


手が触れそうで、触れない距離で並んで歩く。

手汗、ハンパねぇ…


「あ、しょーちゃん、ココ」

「え、お前ん家って、ここなの?」

「うん...ここ、じぃちゃん家」


『chronostasis』と書かれた看板。
人の良さそうな店主の顔を思い出す。
あぁ、あの人が雅紀のじぃさんか…うん、わかる。雰囲気そっくりだ。


「...俺、この間、時計修理出した!」

「...うん。じぃちゃんがね、金髪でピアスもしてて、見た目は不良っぽかったけど、言葉遣いとか、挨拶とかしっかりしてる人が来たっていうから、先輩なのかなーって思って調べちゃった」

まぁ、見た目はそうかって、笑う。


「もうすぐ、修理終わると思う」

「マジかー!早く嵌めたいな」

言った後に、そういえば一番弟子に修理させてもいいですかって、言ってたなって、思い出した。
若いけど、腕は確かで、誠心誠意対応する子だからって…それって、もしかして、雅紀のこと?


「え?なに?」

突然黙った俺に、ちょっと挙動不審な雅紀。
雅紀が修理してくれたんだとしたら…間違いなくめっちゃ大切に使うわ。いや、そうじゃなくても大切に使うつもりだけど…


「あ...何でもない。朝練ない日は、迎えに来るわ」

「...え、だって...遠回りにならない?」

「いいの。俺が来たいの」

雅紀の髪の毛をくしゃって、撫でる。
手は繋げなかったけど、少しでも触れたい。
雅紀が少しはにかんで俯いた。


「今日はホントにいろいろありがとな?」

「...うん...俺も楽しかった。翼くんと耀ちゃんにも、よろしくね?あと、おばさんにも...」

「...あー...悪かったな、母さん、うるさくて」

後輩だって紹介したのに、翔のどこが好きなの?だの、そこらへんの女の子より可愛いだの、料理もうまいし、翔のお嫁さんにきてくれたらいいのに!とか、勝手なことを言いやがって。
こっちは心臓が飛び出すかと思ったわ。


「うううん。また、会いたい」

母さんを思い出したのか、雅紀がくふふって、笑いながら言う。


「また、来いよ」

「うん...洋服は洗濯してから返すね?」


また、また…って、次の約束がどんどん増える。
好きって気持ちもどんどん、増える。


頬に触れて、おでこにキスした。


「おやすみ」

「...うん...おやすみ...」

「早く入れよ、見てっから」

「う、うん。また、明日ね」


雅紀の姿が家の中に消えるのを見届けて、ニヤけそうになる顔を必死で抑えながら、家に引き返した。