let me down #19 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



トイレに寄って、顔を洗う。
鏡に映った自分をチェック。
うん、大丈夫。目は腫れてない、赤くない。
まだ、時間は充分あるし、急がなくていいやって、のんびり歩いて楽屋に戻る。



「あれ?ニノ、なにやってんの?」

楽屋のドアの前で、所在なさげに立っているニノに声をかけたら、ニノが弾かれるように俺のとこに走ってきた。


「相葉さん、アンタ、何したんだよ?」

「え?俺?何?意味わかんないんだけど」

そのまま、人気のない階段へ連れていかれる。


「ちょっと、ニノ...なんなんだよ」

「なんなんだよ!は、こっちのセリフですよ。アナタ、翔さんと潤くんになにしたの?」

ニノの薄茶の瞳が俺を見上げる。


「しょーちゃんと松潤が喧嘩でもしたの?...で、なんでそれが俺のせいみたくなってんの?」


「翔さん…楽屋つくなり、凄い顔して潤くんのこと睨みつけてて...潤くんは潤くんで、そうなること知ってたみたいに、落ち着き払ってて...
それで、翔さんのスマホは相葉さんが拾って追いかけたって潤くんが言ってたから...」

珍しく、ニノが一気にしゃべる。


「それで、俺がなんかしたって思ったわけ?」

『なんかした』のは松潤の方なんだけど、な。


「だって、あの2人の空気、尋常じゃなかったよ?おーのさんはそのまんま寝てたけど...俺、耐えられなくて、出てきちゃったもん」


「じゃー、俺が一緒に行ったげるから、楽屋戻ろ?」


ホントは、俺も怖いんだ。
しょーちゃんに会うの。

ニノが不安そうな顔をして俺を見上げる。


「大丈夫だよ」

ニノと、自分に言い聞かせて、にかって、笑って、ドアを開ける。


楽屋には松潤はいなくて、不機嫌そうにパソコンとにらめっこしてるしょーちゃんと、ソファで寝てる、おーちゃん。
おーちゃんが、あー、おはよって、もぞもぞ口を動かして起き上がった。


「もー、しょーちゃん、探しちゃったよ!」

はい!って、スマホを笑顔で渡す。


「お、おぅ?サンキュ…悪かったな」

しょーちゃんが、びっくりした顔で俺を見る。
俺、普段どおりできてる、でしょ?


「じゃあ...今度、チョコケーキ、買ってきて?」

「え?」

「お詫びのシルシ、に」

ちょー探して大変だったんだからね!って、笑顔で言えば、しょーちゃんの眉が、ふにゃんって、下がる。
俺の、大好きな笑顔に...なる。


「しょうがねぇな」

くしゃって、俺の髪の毛を撫でる。


ね?ほら、大丈夫。
いつもどおり、だよ。



...だけど...


しょーちゃんの手の向こうで、なにか言いたそうな顔をしたおーちゃんが、俺をまっすぐ見つめてた。