「やべぇ、手が震える」
雅紀のベッドの上で、向かい合って...
「しょーちゃん、自分で、できるよ」
シャツのボタンがなかなか外せない俺に、雅紀が言う。
「いい、やりたい」
「...恥ずかしい、じゃん...」
俯くおでこに、キスをして、抱き寄せる。
なんとか、震える手で、ボタンを外す。
「しょーちゃんも、脱いで?」
「...ん」
身体を離して、カットソーを脱ぎ捨てる。
「いつ見ても、かっこいいね」
肩のあたりを雅紀が撫でる。
雅紀の手が触れたところに、鳥肌がたつ。
「俺、こんなふうに筋肉つかない...」
「ヤバイから、あんま、触んないで」
するり、とシャツを肩から落とせば、現れる、鮮やかな、赤い痣。
雅紀の、羽根。
「...綺麗、だな」
そっと、指でなぞれば、
「しょー、ちゃ...俺も、ヤバイから」
って、潤んだ瞳で俺を見る。
伸びてくる腕を捕まえて、手首にまた、キスをする。
「しょぅ、ちゃん...」
「跡、つけても、いい?」
「...あと???」
「うん、俺のもんだって、印、つけても、いい?」
そう聞けば、嬉しそうに、笑う。
「体育の時見られない場所なら、いい、よ?
たくさん、つけて?
しょーちゃんのモノだって、シルシ...
たくさん、ちょうだい?」
「...お前、ホントに悪魔だよ...」
「俺も、つけていい?しょーちゃんに...」
「いいよ」
くふふって、笑う雅紀をそっと、ベッドに沈めた。