ゼネコンと下請け業者

ザワザワする

嫌なテーマだな

キムタクが唱える理想論

“俺は橋屋”

ってのもイラッとするのに

“同じモノづくりをする人間として”

とかの理想論

 

それはね

正当な報酬をもらっているであろう

ゼネコンに勤めているから言えるんだよ!

って

 

どうあっても

下請けは

ゼネコンに上前跳ねられてる分

取り分が少ないから

福利厚生もお手当も

理想通りにはいかないんだもの

 

設計図ひいたからって

それだけでモノが完成するなんて

思うなよ!

作ってるのは

下請け業者なんだぞっ!

という自負はある

技術はこちら側にあるのに

正当に評価されない

悔しい

悲しい

しかし

どうしても金は必要だ

そんな切実な思いが

 

「若進建材」社長と

「坂東組」社長のやりとり

の中に見えた

 

不正に手を貸すという

犯罪行為なのに

仕事に対する情熱と

社員や家族への責任が感じられて

涙が込み上げてしまった

 

様々な重圧に耐えながら

中小企業の社長をしている人に

“正義をつらぬきたいから“

なんてきれいごとで

賛同してもらえると

思ってるのなんて甘すぎ

狩山陸

 

でも

このドラマ

そこを納得させようとしているんだよね?

どうやって

世の中の不正、しがらみを捨てさせるんだろ

どんな言葉や行動で

善も悪も受け入れながら

生活している人たちを

“正しさ”

に向かわせようっていうんだろう

 

私は

なんとしてでも

納得させられたい

誰も傷つかない”正しさ”に

納得したいぞ

 

がんばれ狩山陸!