九州の実家での出来事~~戦争がようやくおわりました。 | 京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

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こんにちは。

 

大都会の東京から田舎に逃げ出したブルーベリー職人です。

 

今回はわたくしの実家、宮崎で起きた出来事を紹介いたします。

 

ブルーベリーには関係ありませんが、お許しください。

 

フェイスブックでは一足お先に紹介させていただきましたので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

 

当方の実家がある宮崎の地方新聞に親父が掲載されました。(私は旧姓武田でした)

 

いえ、なんか事件をおこした、という事ではありません。(笑)

 

親父は次男坊で9つ上の長男がおりました。

 

その長男さん(伯父)は戦争に出征し、親父が12歳の時にシベリアで抑留死亡したとのことでした。

 

そして例にもれず、遺骨はまだ帰ってきていなかったのです。

生存者の証言をもとに、埋葬場所の特定と発掘調査が地道に続けられていたのですが、

収集された遺骨の何柱かのうち、

この遺骨は、ひょっとしたら、という事でDNA鑑定調査がなされ、伯父であることが判明したものです。

 

74年ぶりに我が家に帰ってきた伯父ですが、元気な姉弟とともにしばらくゆっくりしていてほしいと思います。

 

遺骨収集、並びに調査につきまして、厚生労働省、ならびに関係機関の方々にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

ようやく実家にとっての「戦争」が終わったと思います。

 

家族が引き裂かれ、悲しい想いしか残らない戦争は二度と起こしてはなりません。