台湾のブルーベリー~出発編 | 京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

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ブルーベリー養液(水耕)栽培ってホントのところどうなの?という方。設備メーカーのホームページではわからない実態がここでご覧いただけます。さぁ、あなたも魅惑のブルーベリーワールドへ!!

こんにちは。

北海道東北から帰ってきてすぐ台湾へ飛んでいきました。

毎日まいにち目まぐるしく動いています。

今回の旅の目的は

①昨年10月に導入植付けした苗の生育確認

②食品展示会視察

の2点でした。

将来、日本国産のブルーベリーの「高級品」市場へ輸出をもくろむ一方、
おてごろ価格の一般汎用品は台湾国内で生産します。

今、流行りのLCC便にて出発です。

なんと台湾まで片道1万円を切っています。すごい時代になりました。

手荷物だけで、保険なし、とかなら5千円台!!

東京へいくより安い。



座席が狭いとか聞きますが、全然そんなことないです。
2.3時間のフライトなら十分です。

台湾到着後、現地在住の友人と合流します。



右が学生時代の友人F君、左は彼の義弟。
どちらもパワフルに動きます。
こちらも負けてられません。

後方に見えるのは展示会場。



アジア各国から集まった、ありとあらゆる「食」の展示会です。

とにかく広くて、見て回るだけでも2時間ほどかかりました。

ここに、提携先企業の(有)アグリプラン様が出展されています。

山口県美祢市(みね)で、美祢ブルーベリーガーデン を経営されています。

この展示会への出展は2回目ですが、

ここのブルーベリーで作ったジャムなどが、大変な評判となっています。

台湾ではブルーベリーの生産はほとんどありません。

今回もブースを訪れるバイヤーが引きも切らず、

てんてこ舞い!!うれしい悲鳴を上げています。



こういうイベントは来客の波があって、ずっとだらだらとくるわけでもなく、

きたきたきたぁ~~~と思っていると、

一気にどーーーんときます。



きました~~どーーーん!

大忙し!!

この日の午前中だけで数件の商談成立。大成功です。



右から、有限会社アグリプランの代表、有道会長。

わたし。

そしてFくん。Fくんは実は山口県出身で、なんの因果か、

前回と今回の山口県産品のPRと輸入販売の取次ぎに

駆り出されて貢献しています。



とまぁ、こんな感じで販売先の開拓もわたしはやっています。

苗やら設備やら肥料を売るだけではどうしようもないですからね。




ブルーベリー事業の大きなテーマは出口戦略です。

生産設備を農家に売るだけでなく、

その生産物の出口(販売先)を生産者と一緒に開拓する、という

大きなテーマに、前職時代は取り組めませんでした。

生産設備販売のみ、に集中せざるを得なかったのです。

しかし、苦節8年、独立して初めて取り掛かることができました。

当方の生産システムで収穫した美味しいブルーベリーを、

いかに高く販売していくか、みなさんと一緒に考えます。

時期尚早!とか言っているうちに、ほら、もう10年経ちました。

私だって残された時間は多くはありません(笑)。

だから一緒に走りましょうよ。

美味しいブルーベリーは、みんなが食べたいはずです。



次回に続く。