ニューヨークに愛される人
以前、バイリンガルの悩み第二弾と称してこんな記事を書きました。
日本人として海外の人と一緒に仕事をしたりコミュニケーションをとる上で日本のことを聞かれることは本当によくあります。
このニューヨークでは草間彌生さんが本当に愛されていて、しょっちゅうアートワークが展示されているんですよね。
こちら以前もアップしましたが、Summitという展望台に合った草間さんの展示です。
そんな彼女を知るにはどうしたらいいのかな~と。
草間彌生を知る
どんなアートワークなのか
彼女の美術館は東京にしっかりありましたね。
アクセスは下記のいずれか。
- 東京メトロ東西線「早稲田駅」出口1から徒歩約7分
- 都営地下鉄大江戸線「牛込柳町駅」東口から徒歩約6分
- 東京メトロ東西線「神楽坂駅」出口2から徒歩9分
開館日は木曜から日曜と祝日のみ
料金は大人1,100円/子ども600円
時折ワークショップもやっていたりするみたいで、オンラインもアリなようなので時間さえ合えば参加してみようかな。
ここで草間アートに興味がわかなければThe Endなのですが
何故水玉模様なのか
彼女の代名詞ともいえる水玉模様。
それがなぜなのか。これが答えられると良いんですよね。
そこで出てくるキーワードは統合失調症。
草間さんは統合失調症を幼いころから患っていたのですが、The New York Time Magagineの記事にはこう書かれてあります。
1929年、長野県に生まれた草間彌生は、裕福ながら複雑で保守的な旧家に育つ中で、幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされた。見るものすべてが水玉で覆われてしまう。犬や花が人間の言葉で話しかけてくる。恐怖から逃れるために、それらを絵に描いたという。
なるほど。ちなみに統合失調症の症状はこちらのサイトがわかりやすく書いてありました。
幼少期より絵を描いたりするのが好きだったようですので、逃げる場所がアートであるのもうなずけますよね。
何より大成するしないではなく、逃げる場所があることがこの人にとっての幸運なのかもしれません。
というわけで彼女にとっての水玉を可視化するということは、水玉に覆われる社会が偽りであることを確かめる行為だったのかもしれませんね。(個人的な感想です)
まぁ過激なパフォーマンスが良くも悪くも話題を呼んだようですが、
逆に言うと、それぐらいないとアメリカでは目立たないですし、当時の日本では保守的過ぎて開花しなかったでしょうね。
いやね、草間アートって日本で見かける機会があまり多くないんですけど、ニューヨークにはよく見かけますし、何よりなじむんですよね
というわけで、草間彌生について知っておくべきポイント
- もともと絵を描くことが好きな子だった
- 統合失調症から水玉にすべてが覆われる恐怖を感じていた
- アートに水玉を反映することで恐怖が和らいだ
- ニューヨークでは彼女の活動を受け入れる人も多く存在した
こんな感じかなぁ。
草間さんの本は、雑誌ですしこれが読みやすそうですね
コレかわいい他のアイテムは結構高いのですが、これは4,000円。まぁ高いですけどね。
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また、こちらでアメリカの英語教育でどんなことをしているのかご紹介しています。