アメリカの小学校制度 | amll-njのブログ

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アメリカでの子育てについて、教育を中心につらつらと発信します

みなさん、アメリカの学校って気になりませんか?

私は、子どもたちが学校に通うようになるまでものすごく興味津々でした。

 

ちなみに皆さんが一番気になる英語で何をやっているかはnoteの方で記事にしてみましたので、ぜひご覧ください。

 

それでは、学校生活という視点で切り込んでみます。

 

  基本自由、でも厳しさも兼ね備えている

日本のような参観はないので、子どもたちとの会話や先生との懇談会で学校に行ったときに得られる情報しかありませんが、

基本、よく言われているような自由な印象。

 

掃除はないし、化粧やアクセサリーについても特に縛りはないです。

まぁ化粧やアクセサリーなどは、いろんなバックグラウンドの子どもがいるので、禁止できないのでしょうね。

後、おもちゃを持っていくことですら別に原則禁止ではないんですよね。

とはいえ、なぜかポケモンカードはダメなのだそうですニコニコ

 

理由がずっとわからなかったのですが、どうやらコレクションするようなものはトラブルが多いからなのだとか。

まぁ、納得できるようなできないような。他のおもちゃも禁止でいいような笑

 

で、本題ですが、すごーく緩い印象のアメリカの学校ですが、意外と縦割り社会。

子どもの話を聞いていると、こんな感じのようです。

 

先生に盾突く子は結構やばい子扱いを受ける

武器系の絵を書くと、先生にものすごく怒られる

 

 

2つ目は言ってはいけないワードが英語にもあって、そのワードをいうと、親呼び出しなんて話も聞きますが

危機管理という意味では日本より圧倒的に敏感なので、納得。

でも、先生に盾突いたらダメというのが、意外と日本より厳しいのかもなーと思いました。

 

 

  質疑応答の時間が確保されている

私は、日米両方の学校でよい面悪い面それぞれあると思っていますが、

この質疑応答の時間があるのは、アメリカの良い面の一つととらえています。

 

こちらの方もおっしゃっていますが、アメリカの小学校の時間割は分刻みで時間数もめっちゃあります。

 

うちのスクールも9時間目まであって、そんな事情もあるのか、質疑応答の時間が確保されています。

しかも毎日。

というのも、こちらはESLという英語が母国語でない子のための時間が2時間ほどあって、

クラスの授業をスキップしてESL参加に行く子たちが結構な割合います。

ですので、スキップした授業など、わからないことを質問してねという意味合いが強いようです。

 

うちも、娘が低学年で英語が軌道に乗るまでは、家で宿題をしてわからないことを明確にさせておいて

学校で先生に聞いてくる、ということを毎日していたので、この質疑応答の時間が非常に重要でした。

 

この過程を経て、やはり勉強は授業を受けて宿題して、わからない箇所を先生に聞く、ということを

しっかりと行えば子どもはちゃんと伸びるということを学びました。

 

日本でもこの質疑応答制度、取り入れたらいいのにな~と。

ただ、一方でやる子はやる、やらない子はやらない、というのが如実に出るのですが。

 

 

  毎日保護者お迎え

いや、噂には聞いていましたよ。

 

本当にありました。毎日の保護者のお迎え。

それどころか、ティーンになるまで、原則一人歩きは禁止です。

 

これが地味に堪えます。

我が家は、2番目が低学年で、高学年とは、学校の場所自体が変わってしまうので、バス。

ちょっと空き時間ができたりして、本当にめんどくさい。

 

お迎えスケジュール

 

14:20 娘の学校にお迎え出発

14:35 ピックアップ後、待ち時間に娘を学校の校庭で遊ばせる

15:00 息子のバス待ち

15:10 バス到着

およそ50分~1時間ほど時間をとられてしまうんですよね。

比較的治安のよいところに住んでるとは言え、日本に比べるとどうしても不安があるから仕方ないのですが…

 

子どもの外遊びなども基本大人がついていかないといけないので、

一時帰国したときに子どもを一人にすることを躊躇してしまいます。もう10歳なのにキョロキョロ

 

でもそれもあと2年で一人歩きができてしまう年齢なので、ちょっとドキドキしています。