人間関係のモヤモヤを整理して、
納得して動けるわたしへ
普段着タロット・ナビゲーター
和田辺あみです。
あなたの心にそっと寄り添う、1枚のタロット。
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前回は
長い間連絡を取っていなかった
お母さんとの関係について
数秘術の視点から整理しました。
今回はその続きとして
タロットカードから
「今、この関係に何が起きているのか」
を見ていきます。
数秘術が「その人の気質や特性」を
見るものだとすると
タロットは「今の状態やエネルギーの流れ」を
見るものです。
同じ相談でもちがう角度から見ることで
より具体的に「どう関わればいいか」が
見えてきます。
ヘキサグラムスプレッド
今回は、対人関係を見るときによく使う
ヘキサグラムスプレッドに
カードを2枚追加して
リーディングしました。
△上向きの三角(時間の流れ)
①過去・背景
②現在
③近未来
▽下向きの三角(内面の世界)
④問題の要因
⑤母の気持ち(顕在)
⑥相談者さんの気持ち(顕在)
○中央+追加2枚
⑦全体のエネルギー
⑧母の気持ち(潜在)
⑨相談者さんの気持ち(潜在)
顕在意識は「本人が自覚している気持ち」
潜在意識は「本人も気づいてない心の奥の気持ち」
それぞれの心の表裏が見えるのが
このスプレッドの特徴です。
△上向き三角:時間の流れを読む
①過去・背景:世界(逆位置)
世界のカードは
ひとつの関係が完成する
理解し合ってまとまることを
表すカードです。
でも今回は逆位置。
親子関係として、何かが完了しないまま
時間が止まっている。
同じ出来事を見ていても
解釈している世界が違う。
そんな状態が、背景にあります。
数年間、音信不通だったのは
ただの距離ではなくて
ふたりの間に
完了していない気持ちがまだ残っている
ということなのかもしれません。
②現在:月
月は、不安・記憶・先が見えない不安が
じわじわと膨らんでくるカードです。
- この先どうなるかわからない。
- お母さんをどう信じていいかわからない。
- 自分の想いもうまく説明できない。
会ったときは良い時間を過ごせた。
でも、その後連絡を取っていくうちに
なんとなく不安がわいてきた。
この「なんとなく」という感覚。
事実がどうかというよりも
記憶や感情が
じわっと浮かび上がっている状態です。
再会そのものより
再会後に関係が続いていくことへの不安を
表しているんだと思います。
③近未来:ソードナイト
ソードナイトは
判断や行動の速さを表すカードです。
これと決めたら、一直線に進んでいく。
今回のご相談では
- もう距離を置く。
- これ以上踏み込ませない。
- 自分の考えで決める。
自分の中で、そういう結論を出したら
様子をみて調整するというより
一気に距離感を決めていく。
そんな近未来が見えています。
それは悪いことではありません。
でも、勢いで動いたあとに
「これで良かったかな」という悲しみが
残ることもあります。
次に、内面のカードを見ていきましょう。
▽下向き三角:内面の世界を読む
④問題の要因:カップ5
カップ5は、悲しみのカードです。
- 期待していたものが得られなかった痛み。
- 理解してもらえなかった悲しみ。
- 親子の失われた時間への喪失感。
そういった感情が、親子の関係の根っこに
あることを示しています。
カップ5の絵を見ると
こぼれてしまった3つのカップと
後ろにまだ残っている2つのカップが
描かれています。
失ったものの大きさに意識が向いていると
後ろにまだあるものが 見えにくくなる。
今回のご相談でも
お母さんに愛情や心配する気持ちが
あったとしても
過去にこぼれてしまった感情が大きくて
それをそのまま受け取るのは
難しくなってしまいます。
親の愛情がなかったのではなく
欲しかった形ではなかった。
それが、この関係の
問題の中心であることが見えてきます。
⑤母の気持ち(顕在):カップクィーン
カップクィーンは
感情深く、豊かな愛情を
表すカードです。
- 心配している。
- 愛情を持っている。
- 子どものことを気持ちで受け止めたい。
それが、お母さんの表面に出ています。
カップクィーンは、感情が深い分だけ
相手の気持ちを感情で包み込もうとする
一面もあります。
お母さんの愛情は本物。
でも
その愛情が、相談者さんには
少し苦しく感じられたのかもしれません。
母としての想いが強いからこそ
相談者さんの境界線に気づきにくい
望む愛情の形でないこともあると思います。
⑥相談者さんの気持ち(顕在):ワンドナイト
ワンドナイトは
情熱と行動力
勢いのあるカードです。
相談者さんには
関わっていこうという気持ちも
行動する力もあります。
そして、再会をきっかけに
何か変わるかもしれないという
前向きさもあるんです。
お母さんを完全に拒んでいる
わけではないようです。
でも、ワンドナイトは
持続より勢いのカードです。
じっくり関係を積み重ねるというよりも
- 自分の感覚で動きたい。
- 違うと思ったらすぐ変えたい。
- 自分のペースを奪われたくない。
そういう気持ちも同時にありそうです。
お母さんの気持ちを表す
カップクィーンと比べると
感情でつながりたい母と
自分のペースで動きたい相談者さん
というふたりの気持ちのズレが見えてきます。
○中央+潜在意識:深いところを読む
⑧母の気持ち(潜在):女教皇
表面的な気持ちは
カップクィーンで
感情や愛情が前に出ているお母さんでした。
でも、心の奥には
女教皇のエネルギーがあります。
女教皇は
知性と冷静さを持ち
静かに見守るカードです。
- 無理に踏み込まない方がいいとわかってる。
- 言えないこと、聞けないことがあると知っている。
- 関係を感情だけでは動かせないと感じている。
そんな冷静な見方を
心の奥に持っているんです。
お母さんは、距離や沈黙の必要性も
感じているのかもしれません。
でも、相談者さんに対しては
「お母さんの感情」が表面化しやすくて
奥にある女教皇の静けさは
見えにくいのだと思います。
⑨相談者さんの気持ち(潜在):愚者
相談者さんの表面に見える気持ちは
ワンドナイトで
関わっていこうという意欲がありました。
でも、心の奥にあるのは
愚者のエネルギーです。
愚者は、自由を求めるカード。
- 関係に縛られたくない。
- 過去のことに縛られたくない。
- 自分の人生を、好きなように進みたい。
そういう気持ちが
心の深くにあります。
表面では「関わっていこう」と行動できる。
でも「自由でいたい」「干渉されたくない」
という本音もある。
相談者さんは
お母さんと関わることはできるけれど
干渉されたり、責任を負わされるのは
しんどくなってしまうのだと思います。
それが、今回のご相談のポイントです。
最終結果:ペンタクル7(逆位置)
ペンタクル7は
これまでの積み重ねを見直す
成長を待つ、育ててきたものを
評価することを表します。
でも、今回は逆位置なので
- 関係を育て直す気力がない。
- ここから積み上げていける気がない。
- 努力してもうまくいくのか、疑問。
そういう状態です。
このカードを見ると
今すぐ親子関係を再構築していく流れ
ではない、ことがわかります。
でも、完全に終わりとは違います。
今は関係を育てる準備ができていない。
そう、このカードから読み取れました。
すぐに関係を作り直そうとするよりも
まずは距離を置いて
自分の心が安心できる状態でいる。
そんなタイミングなのだと思います。
タロットから見えてきたこと
ここまでをまとめると
こんな構造が見えてきます。
お母さん
母としての愛情や心配がある(カップクィーン)
でも心の奥では
距離の必要性も感じている(女教皇)
相談者さん
関わっていこうという気持ちはある(ワンドナイト)
でも心の奥では
自由でいたい、縛られたくない(愚者)
ふたりの間にあるもの
見ている世界が違っていた(世界・逆位置)
関係がどうなっていくかわからない不安(月)
過去に理解されなかった悲しみ(カップ5)
そして
最終結果
今すぐ親子関係を育て直す段階ではない(ペンタクル7逆位置)
問題の中心にあるのは
お母さんを嫌いかどうかではなく
過去に理解されなかった悲しみです。
お母さんの愛情が今もあったとしても
過去にこぼれてしまった感情が大きいと
それを受け取るのは難しくなります。
タロットから見た、これからのヒント
今回のカードから見えてくるヒントは
「どうすれば解決するか」ではなく
「どう関われば自分の心が守れるか」
だと思います。
「距離を置く」は「縁を切る」じゃない
心の奥に「自由でいたい」(愚者)
気持ちがある相談者さんは
自由を奪われると感じると
距離を置きたくなってしまいます。
そして、ソードナイトの勢いで
一気に決めたくなりやすいです。
だから
距離の取り方には、少し余裕を
持たせておくことが大切です。
縁を切るか、受け入れるか ではなくて
自分で選べる余白があることが
相談者さんにとって安心できる距離感です。
具体的には、こんな形で
たとえば
- 連絡の頻度を自分で決める。
- すぐに返信しない。
- 会うなら短い時間にする。
- 深い話題をしない。
- お母さんの感情を全部受け止めない。
心配してくれる気持ちは受け取りながら
自分の生活は守る形が
合っているのではないでしょうか。
悲しみは、否定しなくていい
カップ5が示すように
過去に理解されなかった悲しみを
抱いている相談者さん。
それをなかったことにして
前に進もうとする必要はありません。
悲しみがあることを認め、受け入れて
お母さんとのつながりの距離を
少しずつ探していく。
それが大切なんだと思います。
まとめ
今回のタロットリーディングから
見えてきたのは
お母さん
愛情や心配する気持ちはある
でも、距離の必要性も感じている
相談者さん
関わっていこうという気持ちはある
でも、自由でいたい、縛られたくない
ふたりの間にあるもの
過去に理解されなかった悲しみ
関係がどうなっていくかわからない不安
そして
今は、親子関係を育て直す段階ではなく
まず自分の心の安全を整える時期。
「距離を置く」は「縁を切る」じゃない。
自分で選べる余白を持ちながら
今の自分が保てる距離感を探していく。
ということでした。
次回は、心と脳の働きから
「なぜ同じ悲しみをくり返してしまうのか」
を整理していきます。
数秘とタロットで見えてきたことが
さらに腑に落ちると思います。
次回もお楽しみに。
※今回の記事で紹介した事例は、プライバシー保護のため
複数のご相談内容を組み合わせたり、設定を変更しています。
特定の個人を指すものではありません。
もし
「自分のことをもっと深く見てみたい」
と思ったら。
数秘・タロット・心と脳の働きから
あなたの中に重なっている思いや性質を
ひとつずつほどいていく
「人生のミルフィーユ鑑定」
今の悩みの奥にあるものが見えてくると
自分を責めるのではなく
「だからこう感じていたんだ」と
納得しながら次の一歩を選べるようになります。





