最近様々な詐欺に関するニュースを目にする。
振り込め詐欺も全く無くならず、手を変え品を変えますます広がりを見せている。
そして我々に特に身近なのがネット詐欺だ。
先月の5月1日から30日までの1カ月間で、どんな詐欺メール多かったのか統計を取って見た。
送付元 | 件数 |
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えきねっと | 5件 |
SAISONカード | 17件 |
TS CUBIC CARD | 2件 |
Amazon | 12件 |
amazon service | 3件 |
amazon.co.jp | 90件 |
Amazon重要なお知らせ | 4件 |
American Express | 4件 |
auPAYカード | 4件 |
e-orico(オリコカード) | 1件 |
ETC | 3件 |
イオンウォレット | 1件 |
JR西日本 Club J-WEST事務局 | 38件 |
Micard(三越伊勢丹) | 3件 |
MyJCB(JCBカード) | 3件 |
NET station APLUS(APLUSカード) | 4件 |
NHKプラス | 6件 |
トヨタファイナンス株式会社 | 5件 |
楽天銀行株式会社 | 1件 |
株式会社アプラス | 8件 |
株式会社ジェーシービー | 2件 |
株式会社ビューカード | 1件 |
東京電カエナジーパートナー | 3件 |
これ以外にも海外からと思われる英語のメールが多数・・
Amazon関係が合計109件と最も多く、現在もコンスタントに詐欺メールが届く。
JR西日本が次に多いが、これは集中的に限られた期間に送り付けられたもので、現在は届いていない。
楽天関係も多かった気がするのだが、ここ1カ月の間にはほとんど届かなくなった。
内容は様々だが、リンク先をクリックさせて個人情報を抜き取る物が一番多い。
次に多いのは、PCを乗っ取ったの事でプライベートの秘密を掴んだので黙っていて欲しければ金を払え、と言う物だ。
実在のサイトと見分けが付かないほど良く出来た偽物サイトも多く、つい騙されてクリックしてしまうのも解らないではないが、見分けるのは割と簡単だ。
まず本文の宛先に名前が入ってこない。
名前が入っていないメールは真っ先に疑った方が良い。
たまにメールアドレスが書かれている事もある為、登録したIDと混乱してしまう事もあるだろうが、冷静にリンク先のアドレスを見て見ると、関係ない所に飛ぼうとしている事が分る。
バカなのか、内容の異なる全てのリンク先が同じURLと言う間抜けなメールもある。
それでも悩んだら、実際の登録サイトにログインして見れば済む事だ。
注意したいのは毎回サイトを検索していると偽サイトに誘導される事もあるので、必ずブックマークに入れておく事だ。
しかし、なぜ何時までも無くならないのだろう?
無視していれば良い、では済まないのだ。
実際に被害も出ているはずである。
先日投稿した、「日本には居て欲しく無い人達」とは異なり、これらは全て明確な犯罪者である。
人間社会には居て欲しくない人達なのだ。
モグラたたきになってしまうと思われるが、それでも止めてしまったら相手の思うツボなのだ。
メールの文面から、国内だけではなく海外から届いている物も沢山あると思われる。
世界的にこれらを排除すべく、もっと徹底的に追い詰め、締め出して欲しい物である。
結局の所、こう言うやる気の無さが、ネットによる誹謗中傷などを野放しにしている事に繋がっているのだ。
日本政府も、もっとイニシアティブをとって、世界を巻き込んでIT業界の浄化を図って欲しい物なのだが・・
ま、無理なんだろうな・・