白血病と戦った娘(50) 思い起こし”白血病と戦う娘(28)臍帯血移植終了!” | アイドルは電気ヒツジの夢を見たか?

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他愛もない日々の記録です。
娘の闘病が終了し、新たな気持ちで前に向かってます。

上の娘が急性骨髄性白血病で亡くなってから9カ月になります。

娘の生きていた証として、忘れないうちに記録を残しています。
気になる方はスルーして頂けると助かります。

 

 

1年前の27日、最初の臍帯血が行われた時の事。

ちょっとだけ振返って見たい。

 

実はこの日はかみさんが体調不調で

移植に立ち会う事が出来なかった。

私だけが立ち会い、しっかり目に焼き付けて

後で様子を報告した。

移植と言っても、注射数本で終る。

あっと言う間に終了した。

 

写真は、この時に注射された臍帯血である。

 

 

最初に臍帯血を見た時の印象。

 

薄い・・・。

 

臍帯血移植は、そもそも体格の大きい

欧米人には向かないのだそうだ。

つまり小柄な日本人向きの治療と言える。

 

と言う事は・・

 

日本人でも体格等の固体差によって

きっと向き不向きがあるのであろう。

臍帯血自体にもバラつきはある。

HALマッチ度で選んでいる為、

量の指定はその次である。

今回フルマッチの在庫は3本あったらしい。

その中でも最も量の多い物を

選定して頂いた。

 

それでもこの量である。

 

ちなみに2度目の臍帯血は

さらに量が少なかった。

 

臍帯血はとても貴重な物で

提供して頂いた方にはとても感謝している。

 

移植後は様々な症状が出て来る。

その症状が待ち遠しかった。

40日後には生着しているはず。

こんな希望を持ちつつ年末を迎えた。

 

娘にとっては、

たった一人で

最後の新年を迎える事となった。