上の娘が急性骨髄性白血病で亡くなってから9カ月になります。
娘の生きていた証として、忘れないうちに記録を残しています。
気になる方はスルーして頂けると助かります。
明日はクリスマス。
しかし1年前のクリスマスは、
まさに命がけの治療を始めた日で
クリスマスどころでは無かった。
一刻を争う移植を進める為
骨髄移植を諦め臍帯血移植となり
移植の為の前処置が始まった。
娘の行った移植前処置は
骨髄破壊的前処置(MAC)を用いた
同種造血幹細胞移植である。
大量の抗がん剤が投与され
全身放射線照射が行われる。
これにより徹底的に癌細胞を壊滅させるのだそうだ。
治療後、本来ならかなり具合が悪くなるのだそうだが、
幸いにして娘は元気いっぱいだった。
治療の中で、一番辛かった事は
氷を口に含みながら前処置を行った事だったらしい。
数日後、唇がタラコの様に腫れ上がって来た。
娘は、この時の自分の似顔絵を作成し
TWITTERで公開していた。
今考えると、この時が一番期待に胸が膨らんでいた。
生着まで倍以上時間がかかるが
これで一旦は治る。
そして病院生活ともお別れだ。
と、皆が考え期待していた。
そして2日後、
最初の移植が行われる事になる。