前回 寒さと腱鞘炎について書きましたが 今回はぎっくり腰・寝違いなどについて書いてみますね。

体の運動器が痛くなるという意味では同じですが 実際には似て非なるものです。

 

  腱鞘炎は筋肉と骨をつないでいる腱が炎症起こしますが ぎっくり腰・肉離れ・寝違いなどは筋肉の炎症となります。

筋肉は骨や腱と違ってそれほど丈夫ではありません、比較的傷がつきやすい部分です。 その分修復力は高いので治りは早いです。 日常よく経験する筋肉痛も程度の問題で同じことです。 傷がついた筋繊維の数が少なければ筋肉痛になり数日で治ります。 ぎっくり腰・肉離れ・寝違いなどは 傷ついた筋繊維の数がかなり多い状態を言います。 肉離れなどは 名前の通り筋繊維が切断されてる状態ですね。 起こる場所や程度によって名称が違いますが基本的にはどれも筋繊維の損傷となります。

 

 寒いと体に力が入りますので筋繊維が慢性的に収縮した状態になります。 要は筋肉が硬くなってるということですね。

こういう時に 無理な力が加わると 筋繊維が傷ついたり切断されたりします。 重いものを持った、急に振り向いた、くしゃみをしたなど 割と簡単な動作で一気に起きる場合が多いです。 突然来るものですが実際にはいつ起きてもおかしくなかったと言えます。 実際の動作は引き金という感じでしょう。 

 

 起きるとかなり激烈な痛みが伴いますが 比較的簡単に予防することができます。 筋肉が硬いことが原因なので緩めてあげればいいわけですね。 もちろん鍼は筋肉を緩める作用が強力なのでおすすめなのですが、 マッサージや、お風呂にゆっくり入る、ストレッチングをする、準備運動をするなどでかなり予防ができます。 起きるもの朝起きて1時間ぐらいの間に多いので その時間帯には無理な力を加えないことですね。 起きてからストレッチングなり体操してその日の活動を始めれば かなり防ぐことができます。

 

 起きてしまったらどうするか?

 

 まずは炎症なので冷やしましょう、できれば固定もしましょう、そのあとできるだけ使わない動かさないことが大事です。 別に血が出てるとかではありませんが怪我と同じだと思ってください。 腱鞘炎の時も書きましたが鍼は炎症を抑える効果がありますのでかなり有効です。 鍼をすると劇的に治るわけではありませんが痛みを軽く修復を早めることができます。 先に書きましたが筋繊維は修復能力が高いので治りは比較的早いです。 最初の数日の炎症期に適切な処置をして安静にしていれば痛みはどんどん取れていきます。 でもやっぱり予防できた方がいいので筋肉を固めないように気を付けてくださいね。

 

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 今年の冬は割と暖冬でしたが週末からまた寒波が来るようです。

冬になると増えるのが腱鞘炎です。 アミタでも腱鞘炎の患者さんが多くなってます。

腱鞘炎とは名前の通り筋肉と骨をつないでいる腱の炎症なのですが治すのが少し厄介です。 筋肉や皮膚は傷がついても炎症が起きても比較的回復が早いのですが腱の回復には時間がかかります。 腱は元々非常に丈夫に作られているのですが負荷が長期にかかり続けると傷がついて炎症が起こります。 金属疲労のようなものですね。

 

 寒くなると筋肉が収縮しがちになるので傷がついてる腱が引っ張られてしまい腱鞘炎の症状が出やすくなります。逆に言うと腱がつながってる筋肉をマッサージして緩めてあげると腱の負担が減るので痛みも減りますし回復も早くなります。 炎症起こしてる腱には触ってはいけません、つながっている筋肉をほぐすようにマッサージをしてください。 お風呂に入ったり温めるのも有効ですね。 炎症部分は動かさない、使わない、できれば固定する。 痛みが強ければ少し冷やして湿布をすることが大事になります。

 

 鍼は炎症起こしてる腱に直接作用するので腱鞘炎にはかなり有効です。 つながってる筋肉を緩めながら腱の炎症を抑えるダブル効果を狙った治療となります。 お困りの方は試してみてくださいね。

 

 

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 ここ数年電熱ベストがかなり売れているみたいですね。 ぼくは外で仕事をするということがあまりないので

必要性をあまり感じなかったのですが 光熱費の高騰で室内で着る人が増えているとのこと。 着るこたつといわれてますよね。

 

 室内温度は19度以下になると寒さを感じ、12度以下になると室内でも屋外にいるような寒さを感じることになります。室内温度が12℃~19℃の間であれば日本人なら こたつでしのげます。 温まるのは下半身だけですがこたつの熱が

血液に乗って体の中を流れるので室温が低くても耐えられるわけですね。 でも今はいわゆるフローリングの洋間が増えてこたつを置きにくくなってます。 電気カーペットは気持ちいい暖かさですが光熱費はかなり高くなります。

 

 そこで室内で電熱ベストの出番になるわけですね。 まさに着るこたつです。 さて電熱ベストの選び方ですが屋外ならともかく室内ですと電熱シートはそんなにたくさんなくても大丈夫です。 基本 首の後ろと腰の二か所だけで事足ります。 冷気が入ってくるのが首と腰なのでそこをふさげは、あとは首と腰で熱が対流するので後ろ全体が温まります。 ツボ的にいってもその二か所が一番大事ですね。 首の後ろには風門というツボがあります。 昔はここから風邪(ふうじゃ)が入ってきて風邪をひくと考えられていました。 医学的にも首の後ろが冷えると免疫力が下がるので大事なポイントです。

 腰や骨盤のあたりは全部がツボですね。腰が冷えれば腰痛の原因になりますし、内臓の機能強化や足の冷えにも効果があるので一石三鳥ですね。

 

 ということは温めるのが二か所だけでしたら 電熱ベストじゃなくてカイロでもいいわけです。 貼るタイプのミニカイロを首の後ろと骨盤の後ろに張るだけでOK。 毎日電熱ベストを使う必要がない人はカイロでもいいですよね。これだと既にお持ちのベストをそのまま使えますし。 電熱ベストはモバイルバッテリーが必要になるのでトータルコストが安くても7-8千円でしょうか。 その代わり充電式なので一日の電気代は10円ぐらい。 どちらを選ぶかは使う頻度によりますね。

 

 どちらも注意しないといけないのは、低温やけどです。 少し暖かいぐらいに調整しましょう。 低温やけどは時間をかけてやけどになるので深いやけどになります。 十分に気を付けて暖かく過ごしましょう。

 

 

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